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信念

みなさんこんにちは!

今回は私の受験生時代の話をしたいと思います。

私は中学生の頃から教師になりたいという夢があり、その夢をずっと持ち続けていました。先生になるにはどこの大学に入れば良いのか、家族や塾の先生に相談した結果、国立大学である東京学芸大学が良いのではないかと勧められました。

東京学芸大学は教員養成で有名な大学で実際に私が小学校や中学校でお世話になった素晴らしい先生方も学芸大学出身の方が多くて、ここで勉強できれば私も恩師の先生方のような先生になれる!と思い学芸大学を目指して勉強しました。

3年生になって周りが受験モードとなっている時に私は部活と勉強との両立で苦しんでいました。

小学生の頃からずっとサッカーをやっていて、高校でもサッカー部に所属してキャプテンも務めさせてもらいました。キャプテンの重圧もあって最初は勉強が捗らなかった記憶があります。

高校サッカーの選手権予選は夏休みが終わるぐらいから開幕して全国大会があるのは冬からです。

私の高校は強豪校ではないので冬まで大会があることは現実的にはありえませんでしたが、予選をある程度は勝ち上がっていく中堅ぐらいの高校でした。

夏休みも部活が週に6回ある中勉強をしなくてはいけません。

しかも周りは春には引退している部活が多くサッカー部くらいが夏休みも練習してました。

私は国立大学を受験するので共通テストと2次試験を受けなくてはいけません。
共通テストは国語、数学、理科、社会、英語全てです。

膨大な範囲、深い知識が求められると同時に共通テストになってから思考力、判断力が問われるテストになりました。

もともと暗記は得意だったものの思考力、判断力は自信がなくどう力をつければいいのか苦しんでいました。

2ヶ月に一回くらいは模試を受けるのですが、当然志望校の学芸大学の判定はずっとE判定でした。

夏休みに隙間時間を活用して何とか社会科目や国語を伸ばしたことで、夏休み後の模試ではC判定を取ることができました。

夏休みの成果が出て自信が出るのと同時にこのまま順調に上がるのだろうかという不安がありました。

部活動では選手権予選が始まり、順調に勝ち上がって都大会に出場することが決まりました。

そして、都大会一回戦目で強豪校に当たってしまい惜しくも0-1で負けて高校サッカーを引退することが決まりました。

引退するのが決まった時は10月の中旬でした。

そこから勉強一筋になり必死に勉強しましたが、思うように成績が伸びず模試の判定もD判定に落ち、受験直前の模試ではE判定でした。

そして、本番の共通テストが2日間にわたって始まり、終わった後共通テストリサーチの結果を見ると
E判定でした。

共通テストリサーチというのは実際にどこの国立大学に出願するのか判断する大きな材料として使えるもので、A判定から安全圏、B判定ならほぼ合格する見込み、C判定なら五分五分、D判定はほぼ厳しい E判定はかなり厳しい といった感じです。
もちろん国立大学は2次試験もあるのでE判定でも望みはなくはないですが、自分の場合2次試験で満点に近い点数を取らないと逆転することは難しいとわかっていました。

自分の中では、志望校を変えて別の大学に進学する選択肢もありましたが、学芸大学という憧れの場所で勉強したいという気持ちは変えることができず、そのまま学芸大学に出願しました。

今思い返すと、この時の選択が違ったら全く違う人生を送っているのだなぁと思います。
普通の人だったら受かる可能性の低い志望校に無理やり出願することはしません。ただでさえ、辛い受験勉強をもう一年やろうと思う人は少ないです。
受験生で今までの勉強してきたストレスがありながら、かつリサーチでE判定というメンタルブレイクされながらも自分の信念を貫いた過去の自分を本当に褒めてあげたいです。


自分の信念を貫くことができたのも私の中で「やらなくて後悔よりやって後悔」という言葉があったからだと思います。
私は自分の人生の中で2つの選択肢で迷った時には「やって後悔」を選ぶようにしていました。
そして、覚悟の出願をして2次試験に挑みました。


結果は合格でした。


大学一年生の夏になって受験の時の得点開示を見ると、2次試験はちゃんと満点近く点数が取れていました。あの時違う大学に出願していたら、学芸大学に通うことはできませんでした。もしかしたら教師という夢さえ目指していないかもしれません。

皆さんも何か迷った二択の時は「やって後悔」の方を選んだ方がいいかもしれません!

人生は選択の連続なので自分の中で基準を作ることが大切だと思います!

ご精読ありがとうございました!





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