野菜の値段が高騰していて感じた五行説の学び
夏からおもっていましたが、野菜が本当に高くなっているなと感じます。先日スーパーにいったら品数もすくなくなっているという感じがしました。安い野菜が売れているという印象もありました。白菜が4分の1で99円だったので、かなり売れてはいたんですけど、容量からすると安いわけではないかな?という印象もありました。ちなみにお米がかなり高くなっていることにもびっくりしました。2000円台だったお込めも3500円くらいになっていてかなり高い!と感じてしまいました。
農作物がここまで高くなって育ちが悪いという現実に出会うと私は五行陰陽説の相剋説がすぐに頭をよぎります。木が土から養分を奪い取るっていう部分になりますが、本来相生説で生み出す循環の場合は木が燃えて灰になって土になるっていう順番が必要なのです。そこを抜かして土の養分だけ吸い上げることで、土から金はうまれなくなってしまいますので、何も生まれない状態になります。つまり、生活に必要なものがなくなっていくという考えになっていくわけです。
人間の身体もそうなんですけどね、この相剋説が起きている状態だと不調を感じやすくなるわけですね。特に身体の滞りを感じる場合は相剋説でいくと土が水を止めるという状態になっています。流れが止まっている状態になります。ちなみに相剋説でいうと、木が土の栄養を奪って、土が水の流れをせき止めるになるわけです。そして水が火をけし、火は金を溶かし、金が木を切るという流れになっていくのです。すべてを破壊していく状態を表していきます。
破壊といえば冥王星が移動して、20日に風の時代に本格突入したわけですが、冥王星も破壊の星といわれます。なので、この風の時代というのは、フランス革命があったりなど、時代がひっくりかえる出来事があるといわれています。古く封建的だった時代を変えるというのが破壊に当たるらしいですけどね。破壊と再生によってうまれかわっていくのは相剋説と相生説が強引に融合したという印象です。
流れを変えるというときはそれがあって然りだと思います。ダイエットを始めるときには一時的に食事制限をしてままならない状況を味わう必要がありますしね。そう、五行のことを考えるとダイエットのイメージも浮かぶようになるんですが、太るって体重が急に増えたわけでもないってことです。身体の中が相剋説で支配されていき、均衡が崩れた印象なんですよね。だからだからもう一度もとの位置にもどることが体重を落とすダイエット。そしてその状態でとどまって再建していくことが維持になり、循環を高めていくということになります。
維持ができないということは相剋説がおきて循環を止めている状態になるってことです。ちなみにダイエットで元の位置まで戻ってもすぐにリバウンドするのはつまりそこから相生説へと移行することができないから。だから体重は一旦元に戻せても維持というのは方法を変えないと続けられないですし。維持って簡単にいわれやすい言葉なんですが、実は地味に難しい。同じようで生み出す作業をしているので、コツコツと向き合う正しく順番通りにっていうところがポイント。一足飛びをしたくなってしまいそうでも辛い時期こそが体力、生命力を上げる大事なシーズンなわけです。生命力をあげるからこそ、向上ができます。維持というのは実際は育っているし、成長している状態のことをいいますからね。そのままということではないのです。身体を鍛えて整えるということは好き勝手にトレーニングすることではなくて、季節や時代に合わせて柔軟に対応できる状態をつくるってことだと私はおもいます。
ちなみにこの現象は日本だけに起きていることでもないです。ハワイに行った際にトマトが一つ400円くらいしましたからね。しかも状態がわるいです。地域によってはまだいい状態で採れるものもありますが、昔とはやっぱり比べ物にならないと感じます。便利な世の中が目に見えない部分で私たちの生活リズムを変えてしまいました。便利な世の中が悪いのではなくて、私達が自分の感覚と意思を育むことができれば身体とテクノロジーは常に共存し、発展していけるはずです。これから人々は自然の活かし方を学ぶことで発展をとげていかなければならないのかな?と思いました。スーパーなど日用品が揃う場所で国の状況がわかるといいますからね。日々仕入れているものの価値がかわっていくことで、自分たちの取り組みを変化させるという考えは早急に必要だと感じた買い物での出来事です。