
調子がいいときの努力こそが最大レバレッジ
1年の初っ端から運について話ことがありました。たくさんの人とお話しをする仕事をしてどんなに嫌なひとでも運はちゃんとあると思えました。いや、どちらかといえば、嫌な人なのに運がいいな〜と思える人のが多かった印象にあります。
正直、運と人柄なんて関係ないって話です。だれでも運はあります。ただ、一ついえば、運の育て方はあるのかもしれないとは思っています。私の感覚では気づきこそがまさに運を育てる材料になると感じているのです。五行陰陽説を学ぶようになると気づきに関してはものすごくスピードアップしていくと思います。起きていることはすべて意味がある、つながると考えると何事もやっていることや環境などにすべて意味があり、それがまた意味をもたらせていくとなると手を抜いている暇なんてないと感じるのです。
今が未来をつくっていくという考えでもいいかもしれません。
身体のカテゴリでいえば、たべるものですね。食べているものに気を使えば使うほど身体や肌には大きく影響していくことなので、今日食べるものを体調に合わせて一つ一つ選べるようになるだけで、全然未来はかわってくるものだと感じます。ダイエットを始めたころは結構雑な考えでパレオダイエットベースでやっていました。とにかく生活から加工食品を切り離すという考えです。その頃はパンもお米も食べませんでした。とにかく野菜、肉、ナッツ、水などナチュラルなものを徹底して食べるようにしていました。
このクセはナチュラルな味覚を取り入れることに関してはよかったと思います。ナッツも無塩ですから、ナッツ本来の味を味わうわけですし、やさいもほとんどサラダで食べて、お肉も塩が多かったと思います。焼き肉のたれも使いますけどね。塩を聞かせてからちょろっとという感じで使っていたと思います。今はそういった極端なことをしませんが、そのころの素材の味を食べる練習の成果で、薄味の味付けが上手になれたと感じます。
食事はただ食べていればいいわけでもなく、原材料のまま食べていればいいというわけでもなく、自分の好みにして食べることこそが身体への大きなエネルギーになるのです。つまり五感をフルにつかいながら食べることで満足感を得て満たされるようになり、心にも身体にも食べるものはいい影響を与えやすくなります。
先日、営業時代の話をしていました。売れる営業はどんどん売れるようなサポートが入るという話です。というのは、売れないときって会社から何もサポートがないんです。ですが、売れるようになればなるほど、売れるためのサポートがどんどん得られるのです。例えばサンプル。高級化粧品のサンプルが売れている人はめちゃくちゃたくさんもらえます。ですが、新人だったり売れない営業は1つか2つ。売れない人間は最初必ず思うんです。「売れない人間にサンプル配って売れるようにしてよ・・・」と。
売れない人間って本当に自分本位です。自分が会社側の人間の立場としてかんがえたら、売れる人間にもっと売ってもらうためにサポートして当たり前なんです。売れない人間に何かくばってもゴミになるだけってわかっているからわたしません。ちなみに、サンプルだってただではないですからね。それなりに予算つかって制作しています。売れるために。営業をやると嫌というほど循環のシステムを目の当たりにするようになるのです。
お金持ちがお金持ちになる理由と同じです。いいところからはどんどん良いものが生まれます。逆にわるいところからはどんどん悪いものが発生していくのです。だからこそ運の効果を最大に活かすということが重要です。運がいいときこそ努力して育てることで、その運が定着して、またそれ以上の運にめぐりあえて運と一緒に自分のステージも成長させていくことができます。結構単純なシステムなんです。いいときこそ、どんどん良くなる努力をすることで、幸福感がアップしていきます。いいときにちょっと頑張る行為をしてもそれほど苦行でもないのです。ですが、運がわるいなどとメンタルが落ち込んだり、後ろ向きになったときに頑張ろうとおもっても、そもそも疲れている状態なので、なかなか頑張れなかったりいい状態にもっていくことって難しくなるのです。
運が良くなるときまで耐えるのも一つの手です。
耐えているときはルーティンをこなす努力をすることで、運が良くなったときにさっと努力を増やす行動に移ることができます。運がいいときにはさらなる努力を運が悪いときはルーティンでじっと我慢を。年齢を重ねる事に運も質がかわってきます。地道に積み重ねた運は年齢が上がれば上がるほど大きくなりますし、逆に育てられなければ、運がむいても運を思ったように使えないのです。
人間は知識を得ることで欲も大きくなります。だからこそ、年齢を重ねる事に運の容量を大きくしていく努力を重ねておくと、満足度の高い状態で人生を送る事ができると感じた運を育てる意識についてのお話です。