胸が熱くなるという感じについて
私達が生活していて使う言葉の中に身体の一部を指している言葉多くあります。鼻で笑う、腹落ちする、腕が鳴る、肩をおとす・・・上げればきりがないのですが、その言葉が体感となっているという経験についてのお話です。
腹落ちという言葉がしっくりくるようになったのはこの2.3年のことかもしれません。私自身はあまり使わない言葉であったのですが、知人がよく使う言葉で、その知人はとても理解力が低く、悩んでいました。その知人の行動をみていて、そうか、この人は周囲の人間のうわべだけの会話にもう嫌気がさしていて、本質的なものを感じていたいんだな・・・という印象があったわけです。
ただ、その願望に自分の能力がついていけないので、「腹落ちさせたい」ということばをよく使っているように思えました。よく聞く言葉になったので、自然と意識するようになりました。基本、私は自分が理解していることを話すようにしています。そしてこの知人の言葉のおかげで人の話を本質的に理解しているか?ということを疑問視するクセをつけたような気がします。そうすることでより自分が伝えることについても注力できるようになったような気がしますので、ある意味のこだわりを生むこともできたと思います。
それとは別の話になりますが、最近私は大きな気づきがありました。
というのも、私はサウナや岩盤浴に通っているのですが、あまりうつ伏せになることがありませんでした。ですが、ある日うつ伏せになりたいとおもってうつ伏せになったところ、身体の感覚がかわったという体感がありました。別の記事でも書いたのですが、私は肺が悪かったという体感があってそれは夏のすごし方が悪かったせいだとおもったのです。悪くなってしまった部分を回復させるって簡単ではないんですよ。ほっときゃなおるみたいなことを言う人がいますがあくまで若いうちの話です。年齢を重ねると細胞が
よわってきますから、ケアをしてあげなければ回復しません。
30代以降のすごし方が悪かったせいでもあると思いますが、徐々にリンパや毛細血管が退化していてそれがそのままになっていたようです。五行陰陽説どおりのケアを取り入れ続けながら、昨年からは毎日機械のケアもとりいれるようになりました。お腹は身体の中心なのでしっかりケアすることにしました。1年強くらいで、かなり効果をもたらすことができたと思います。
そんな取り組みあったからこそなんですが、うつぶせになって、熱をいれていくと身体にじわ〜っと浸透していることがわかったわけです。背中が硬かったのも、肩甲骨が硬くなっていたのも、お腹や肺がよわっていたからなんだな〜と体感できました。そこから、うつ伏せになって温めるということをやるようになりました。
そうするとですね、ウォーキングしていると胸周りが熱くなるっていう体感があるわけです。肺がちゃんと酸素を取り入れていて活性化しているんだな〜と想像するわけですよね。ここでいう胸が熱くなるって私の場合はケアして感じた体感なわけです。そこでもう一つおもったことは胸が熱くなるっていう情熱です。
そういえば胸が熱くなるっていう情熱を最近かんじなかった・・・と思いました。ただ今、テキストを作成していて、結構面白いな〜って取り組んでいるので、ある意味胸が熱くなってはいます。自分がやりいたいことにすこしずつでも取り組めていることがうれしいですし、小さなアイデアが毎日少しずつ出ていることも自分の胸が熱くなるってことかもな。と思っています。
身体に対しての知識、そして体感。それからこれまでの体験だったり、知識を絡ませて自分なりの解釈を楽しむ。五行陰陽説を深堀りすればするほど面白いことに出会えると感じます。そして、いわゆる風の時代になって、自分の感じ方が重要だという時代に自分のなかで感じ方は自由だと感覚が腹落ちしています。自分の感覚、感じ方、捉え方に正解も不正解もなくて、自分がその感覚をうまく活かして乗りこなせるようになると世界の見え方が大きくかわると感じる五行陰陽説での学びです。