見出し画像

日常の小さな境界線区切りが必要だと感じる話し

私は体質やダイエットの事をお伝えする仕事ではありますが、自分自身のダイエットや体質改善の経験を含めて思うことは、正直ダイエットや体質改善も平等ではないということです。お金持ちになることもそうなんですが、平等ではないと思います。全然頑張らなくてもお金持ちになれる人、頑張ってもなれない人などいますが、ダイエットや体質改善も正直それが当てはまります。

体質についての話はまた別で詳しくお伝えしようと思いますが、大雑把な話になると、白人と黒人が同じものをたべたら、白人のが太りやすいです。体質が違えば痩せやすさ、太りやすさは違うわけです。私達日本人も同じ日本人であっても痩せやすさ、太りやすさというのは本当に違います。知人の一人に太っている人が嫌いという方がいました。その理由を聞くと、自己管理が出来ていない現れだからと言っていたんですよね。ただ、その方は正直、痩せやすく太りにくい体質という天からギフトを授かっているだけで、自己管理は出来ていない人だったのです。もし、その方が太りやすい体質だったのならば、間違いなく太っていたであろう食生活だったわけです。

ただですね、その方は私生活で結構人とうまく付き合えない人ではありました。一言でいえば自分に甘く人に厳しいタイプの人です。その方はヒトの体型をみてだらしないと感じるようですが、多分多くのヒトはその方の性格がだらしないと感じるタイプのような気がしました。実際お酒の飲み方そうでした。ダイエットでもそれ以外のことでもなりたい自分というものを考えたとき、その目標に向かって進んでみて叶わないときって何が起きているかというと、単純に小さなルールを無視していることが多いと私は最近わかりました。

というのも、この太った人がきらいな方のある行動をみて思ったわけです。お酒の飲み方が良くない方ですが、人との関係を良くしたい、好かれたいという願望があった方だったので、悪いところがあったら教えてほしいと頼まれたわけです。で、よくよく観察してみると、境界線がかなり曖昧だと思うことがありました。というのも、ながら〇〇をするタイプなわけです。特にスマホですね。どこへでも持っていくわけです。トイレでも、お風呂でもですね。で、一応それにやめるべきだと伝えたわけです。でもやめなかったみたいです。ちなみにながらスマホなどがなぜダメかといえば、なんでもいい加減、曖昧になります。

いい加減で曖昧になることがなぜ駄目かというと、ルールに対していい加減になるということです。暗黙のルールもまたその一つですね。自分が決めたルールを守らない人というのは、他人に対してもいい加減な振る舞いをしたり、他人に対して雑なことをするようになります。そうすると何がわるいかというとですね、感情のコントロールがうまくできなくなるのです。というのは、自分で決めたことが出来ない人間というのは、そもそもコンプレックスなど劣等感を強く抱きガチになります。自分を責める傾向になります。というのも、他人とうまく帳尻があわせられなくなるわけです。暗黙のルールが守れないからです。つまりはっきり決まっていない曖昧な部分について、自分の甘えを優先するわけです。難しいのは暗黙のルールなどはっきり決まっていない部分なのだから自分を優先してもいいのだろうと思いがちになりますが、暗黙のルールだからこそ、自制心が大事になるのです。

先日私はハワイに行ったときに特に思ったことといえば、飛行機です。ハワイ便といえば、夜出発なので、到着すると日本の朝3時くらいなんですよね。そこからずっと起きていなくてはならないので、時差としては結構しんどいです。だから少しでも機内で寝ておきたいし、寝るべきなんですよね。ですが、ハワイは子連れ旅行が多いので、小さい子どもは泣いてしまうことが多いんですよね。気圧のせいだと思うんですが。ちなみに2歳までは無料で行けるので2歳までに行っちゃいたいのは親心でもあるわけです。

ただ、他人の子どもが大きな声で泣かれた場合、他の乗客の方が迷惑か迷惑じゃないかといえば、迷惑に決まっています。自分の子どもならまだしも他人の子どもに泣かれて寝られないって冗談じゃないって思うと思います。ここまでシビアに考えて子どもとの旅行を決行しているのか?と思うと多分、イチかバチかで乗ったのではないかな?って思うんですよね。他人の時間をうばう行動なんて思ってもいないわけです。都内の満員電車にベビーカーを乗せてくるなど論議になったりしますが、公共の乗り物だからこそ、自制心が必要です。

私も子どもが小さい頃にハワイにつれていきたくていきました。ですが、やっぱり2歳は無理だとおもってやめました。もし泣かれても自分も他人もいいやな思いをします。ましてや子どもなんて覚えてもいない年令の旅行なわけですから、完全なエゴになるわけです。共有ということを考えるとどうしても境界線をしっかり引くことは必要になります。自分の時間も相手の時間も大切にすると考えるようになれば、不思議と人に対しても親切になれるようになれます。今の社会、どうしてもスマホが境界線破りをしてしまいがちだと感じます。意識を向けて境界線をちゃんと設けて自分のルールを守るだけでも自己肯定感は確実にあがります。日常の小さなルールを守るようになれた経験者なので語れる一言でもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?