秋は身体に意識を向けなくてはならない理由があります
今年の秋の気温差のフェイクにばっちりハマってしまって気付いたことがありました。それは、秋こそ意識的に身体を整えなくてはならないということです。というのも五行説でも秋は肺の季節にあたります。肺は血液を司るっ重要な臓器でありますが、この肺の循環を整えるのは秋がもっとも有効的であるのです
人間が60%以上水でできていて、もちろん血液も含まれているのですからね。だとしたら血流って人間の身体の半分以上を支配しているので、ここに
問題があれば不具合がどんどん生じることになるということです。そんな血流を促進するために秋は運動をすることによって、酸素を取り入れて血液循環を促すわけです。そうして体温をしっかりと上昇させて、気温の低下とともに体内にその熱を閉じ込めていくわけです。
そうすることで、冷えない身体づくりができます。冬は五行説でも腎の季節になります。腎が冷えることで、身体の機能は一気に崩れます。特に女性は婦人系と腎が大きくつながっているので、腎が弱ることで婦人系にも影響を及ぼすことになるのです。冷えも婦人系においては大敵です。女性の更年期障害や不妊などはこの腎の冷えが大きく関係しているものだと私自信の経験からも思えます
そして、私自身も運動不足であった以前の環境で不妊症でした。今、更年期世代ではありますが、生理周期もととのっていて、安定した状態です。そこには運動の成果が否めないと今年はとくに強く感じたのです。
というのも、秋のこの季節に運動ができていない、肺の循環機能が高められないと、そのエネルギーは身体の他のにいってしまうわけです。私が思うにそれが考えすぎになったり、肥満になったりという状態をつくるのだと感じたわけです。エネルギーが正しく使われないという状態はつまり正常に身体やココロが機能しない状態になるわけです。無駄なことを考える時間が多くなるのもまた、肺の循環力を高められないことで起きると感じます。血液が正しく身体に循環しないことで、自律神経の乱れにつながるわけです。
運動、運動といいますが、闇雲に疲れるほど運動するのではなく、この季節は特に意識を高めて運動をする。ということをしていくだけでも違うと感じたわけです。季節にあったケアが必要で大事な理由は正しく身体を整えるためなのです。折角運動をしても、身体のベースが整わない状態で初めても風邪を引いたり、体調を壊しやすくしてしまいます。なにを始めることが身体にとっていいことなのか?ということを理解できると、無理なく無駄なく身体は整えられるようになるのです。
実際秋のケアは8月の後半くらいからやっておくべきではあったのですけどね。ただ、8月、9月はまだまだ猛暑だったので、日中に有酸素運動が難しい時期でした。ようやく涼しくなってきたのですが、今度は日がくれるのが
早くなってしまったので、時間の調整が難しいわけです。できれば明るい夕方くらいが運動効果としてはベターです。
身体のケアを続けていて、私達が豊かに生活するようにできるのは正直こうしてちょっと難題な部分をクリアできてこそだと最近は思うのです。これまで、秋の運動についてまで考えが及ばなかったのですが、体験してみてようやくわかるようになってきました。わかるようになったからこそ言えるのですが、取り組みづらいからこそ、成果があるわけです。知らなければ秋は夏の疲れがでてきて、ダラダラと過ごしてしまいそうな時期です。寒暖差も大きいので有酸素運動もしづらいです。ただ、理屈をしってみると取り組みがいが結構あって、リターンも大きい季節です。自発的にやりづらいときこそ情報や方法が役に立つわけです。東洋医学を学ぶことで難しい時期をクリアできるのだと実感できた今年の秋の学びです