庄川上流産廃処分場
質疑応答では、計画見直しを求める意見が相次いだ。特に遮水シートの経年劣化や破損などで浸出水が地下水に混ざる可能性があるのではないか、26年の埋め立て期間が終了した後の管理を心配する声が多かった、という。
遮水シートはプラスチックだから必ず脆くなるし、浸出水を集めて基準を満たす水に処理してから庄川支流六厩川に放出するとのことだが、基準内であれば放出するということ。
事業計画書
https://alt-mizuhashi.com/document/business_plan/
環境影響評価方法書及び方法書要約書
https://alt-mizuhashi.com/document/method_book/
「放流水の水質基準」にはPFSAがない。
「廃棄物処理法ではPFOS等に特別な規制をかけていません。特別管理産業廃棄物(特定有害産業廃棄物)の対象となる物質には、「ふっ素及びその化合物」のようなPFOS等を示す物質は指定されておらず、法律上の区分は、普通産廃の汚泥または廃酸・廃アルカリ(性状によって判断)となります。」(環境コンサルティングのイーバリューサイトより)
産廃を排出する方もいちいちPFASどれだけ含まれていますと申告して排出していないのが現状のようだ。
事業計画書には下のように書かれている。
「適切な運営・管理を行わなければ周辺環境の保全、廃棄物の安定化という処分場の機能を十分に発揮することはできない。万一、最終処分場の遮断機能(遮水機能)に支障が生じた場合、浸出水が漏れ地下水や公共水域に悪影響を及ぼすことが懸念される。地下水汚染等の事故が発生した場合は、容易に修復することは難しく、その修復には莫大な費用と時間が掛かるばかりでなく、周辺住民に対して不安感、不信感を与えることになる。」
住民説明会は手続きの一環だから、このままでは丁寧に説明したということで進行することになる。
https://hiroko.jcpweb.net/news/2023-12/1177.html
↓21~25ページ
https://www.pref.toyama.jp/documents/38816/yohizume.pdf
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