
布団の中から出たくない
AM5:30
ピピッ ピピッ ピピッ
毎朝、5時30分に目覚まし時計が鳴ります。
同時にスマホのアラームとオンタイマーをセットしたラジオも流れます。
5時30分、目覚まし時計のスヌーズボタンをやや乱暴に押す。
そして寝る。
5時35分、またアラームが鳴る。スヌーズボタンをまた乱暴に押す。
そしてまた寝る。
その間、ラジオは流れっぱなし。
意識の遠くの方で聞こえるラジオの声...
「1月25日 大阪、今日の天気は晴れです。日中の最高気温は14.0℃で小春日和の陽気です。しかし、今朝の最低気温は4℃とやっぱり寒いです。寒暖差はなんと10℃もあります。調整しやすい服装でお出かけください。」
AM5:45
アラーム→スヌーズ→寝る 15分間繰り返す。
あかん。もう起きなあかん...
寒そうやな〜、布団から出たくないなぁ〜
皆さんはこの寒い冬の朝、スッキリと布団から出ることができますか?
おはようございます。
実は毎朝こんなこと繰り返しています、いくさんです。
僕はどうして毎朝、布団からスッキリと出ることができへんねやろぉ?と素朴に考えてみました。
布団の中は暖かい、夢ごこち、楽ちん
布団の外は寒いやん。
布団の中から出たくない。
居心地のいい場所
この心の働きや精神状態ってなんなんやろ?
そういえば以前に本で読んだことがあります。コーチングや多方面で活動されている脳認知科学者である苫米地英人さん。その方の著書に書いてあった“コンフォートゾーン”という言葉があります。コンフォートゾーンをグーグルAIに聞いてみると…
コンフォートゾーンとは、居心地がよいと感じる場所や状況、または安心できる慣れ親しんだ場所を指します。心理学上では精神的に快適な状態を意味し、「安心領域」とも呼ばれます。コンフォートゾーンにいると、ストレスを感じることなく、安定した状態で過ごすことができます。しかし、長い間コンフォートゾーンに留まっていると、新しい知識やスキルの習得機会を逃してしまいます。
なるほど、コンフォートゾーンは安心できる領域ではあるが知識の習得やスキルアップの機会がないのか。もし布団の中の世界をコンフォートゾーンと考えると、必要最低限のことが整っていて安心できる世界。でも狭い世界でただ生きているだけでは成長や自尊心とか生まれなさそう。
ちょっと居心地の悪い場所
布団の外のような領域をラーニングゾーンと言うそうです。
ラーニングゾーンとは、新しいことに挑戦して学び、成長する領域です。コンフォートゾーン(快適な状態)から一歩踏み出した状態にあり、適度な不安やストレスを経験しながら成長します。
よし!
布団から出て本を読もう。
部屋から出て友だちと会おう。
もう少しハードルをあげるとすると
いつも行かないちょっといい感じのカフェで読書してみよう。
ぜんぜん知らない人が参加しているセミナーに行ってみよう。
慣れないうちは違和感を感じるけど、
何度か繰り返すうちに普通になってくる。
以前は違和感を感じていたカフェがいまでは落ち着く場所に変わる。
最初は緊張していたけど最近は知らない人とも気軽に話せる。
明日の大阪の天気予報
「今日の陽気から一転して冬らしい寒さとなります。夜から明け方にかけて更に冷え込むと思われます。」
明日はもっと寒いんやぁ。
でも寒い冬を超えて行くと、その向こうには春がある。
「布団の中から出たくない」
コウペンちゃんが登場する「布団の中から出たくない」
布団の中から部屋へ
部屋の中から家の外へ
コンフォートゾーンからラーニングゾーンへ
そのラーニングゾーンがいつの間にかコンフォートゾーンとなり
そのコンフォートゾーンの外にまた新しいラーニングゾーンが生まれる。
この「布団の中から出たくない」のミュージックビデオは
コンフォートゾーンとラーニングゾーンが面白く表現されているんかなとか思いました。
「そんな自分、えらい」も自己肯定感が上がりますよ。
よかったらご覧ください。
