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自己啓発は贅沢な学問

自己啓発は贅沢な学問である。

そんなことを思わせるような動画が昨日おすすめに表示された。

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の著者三宅香帆さんと池上彰さんが対談している。

この動画の中で三宅さんは「自己啓発書は自分が頑張れば上手くいくという考えだが、社会や他人を見ているとどうしても自分だけでは変えられないものがある。その社会を知るために教養書が必要」と仰っている。

さらに、他人や世界が「自分たちは変われる!」と主張しても、明日のご飯に困っている人がいる。
その2種類の人たちをどう結びつけるかがこれからの人文書の課題だ、とも語っていた。

この話を聞いて、自分が今まで信じていたものを否定された気がした。

自己啓発はすばらしい。
自分が頑張れば成長できる。
成長できると感じることが嬉しい。
そう思ってやまなかった。

だが、冷静になって考えると、自分が自己啓発書を購入出来ているのは、この環境や生活が整っているからではないかと思う。

「確かに、美味しいご飯が毎日食べられて、暖かい布団で寝られて、大好きな家族がいる。その安定した基盤があるから、自分の成長を楽しむための時間と余裕が出来ているんだ。」と。

これからも自己啓発書は読んでいく。
でも、確かに社会を知るために教養書も読んでいきたいなあ、というのが結論だ。

なんだか書いていてめちゃくちゃ論理破綻しているが、今日もnoteを上げたので良しとする。

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