神の教師を信用する 耳を澄ませて内側の声を聞こうとする態度
神の教師とは
親鳥が卵を温めている姿そのもの
自我はなぜか自分は卵の殻のようなものの中にいると信じている
そこで孤独を感じている
殻を身にまとって同じ形をしている仲間を探す
そのうち殻が邪魔に感じて割る方法を探し始める
自分で割る方法などないから
自分では割れないと悟る必要がある
諦める必要がある
諦めるとはリラックスするということ
親鳥の暖かい羽毛は愛の象徴
その中で卵は殻が破れるその時を待つ
自分から破ろうとしなくても結局は破れる
愛に暖めてもらっているのだから
何に暖めてもらっているのかも知らずに、知ろうとせずに自分の方法で破ろうとしている
それは結局は存在しない殻の中に居ると信じているだけ
見えない殻の中でグルグルと落ち着かず動いているだけ
破る殻などないのに
そう見えてしまっているから
孤独感に苛まれ
誰にも(神に)助けてもらえないように感じてしまうから何かをせずにはいられない
落ち着いて耳を澄ませることが難しい
神の教師は必ず必要な役割を行なっている
暖かい羽毛で包んでくれている
「大丈夫」だと語ってくれている
その声を静かに聞くこと以外に何も必要ではないことを知っている神の教師は何も心配などしていない
笑って見ているだけ
慈愛の眼差しで見守ってくれているだけ
殻の中にいてもその声は聞こうと思えば聞こえてくる
その優しい態度も伝わってくる
信用すればいい
卵の中で絶対的な信用が起きた時
時間を超越して卵が割れるのかもしれない
時が進む
絶対的な信用すら起きることなのか
決まっていることなのか
それはわからない
信用ができなくてもその時を待てばいい
割れることは確実なのだから
だから今のままで何も問題などない
今やっていることが殻が割れるかなど気にかける必要もなく
やりたいことをやればいい
何も気にかけずとも辿り着くゴールは確実なのだから