映画「生きる」 人生を愛する
人生のどの時点からでも生き方の変更は可能だと教えてもらえる映画でした
主人公は自らの命の期限に直面してやっと自分の本心に気がつきました
これまでの人生は、事なかれ主義で
生きることを怖がり
自分の本心を心の奥深くに閉じこめ
気づかないよう誤魔化し
死んだように生きてきたのです
付けられたあだ名は「ゾンビ」
主人公が気づいた自分の本心とは
人生を情熱的に生きるということでした
私達の魂は、この制限だらけの世界の中で何の制限も無く
真から自分の人生を生きることに皆、恋焦がれています
ほとんどの人達は
それに気がついていないか
気がついているけど怖くてできないかのどちらかの状態にいるのではないでしょうか
これに気づいたなら今までと同じ生き方は出来ません
その情熱は周りを巻き込みます
疎ましがられる覚悟も必要です
理解を示してくれない人も当然いるでしょう
でもそんなことは気にしていられません
もう自分に嘘がつけないからです
真に生きている実感は嘘や誤魔化しのない誠実な自分でいる時しか感じられないのだということが心に強く伝わってきました
この嘘や誤魔化しが自分の中にあることを教えてもらうために他者(兄弟)がいつも目の前にいてくれます
責めたくなる他者は自分の赦していない部分を見せてくれているだけですが
それに気づくことはなんて難しいことなんでしょうか‥
しかし、これに取り組むことを可能にしてくれるのが奇跡講座の教えです
この主人公は命の期限が迫っていたため人間関係のしがらみなど構っていられない切迫詰まった状況であったことがこれまで出してこなかった「勇気」を出すことに繋がり
社会から虐げられている人達の為に自分を役立たせる生き方ができた要因だったのかもしれません
そして人間的な暖かみを取り戻し
誠実に情熱的に生きることを通して死の恐怖をも克服しました
自分の人生を愛して生きた人は
肉体の死に方などもうどうでも良いことです
満たされて横たえるだけです
私は明日肉体が死ぬ時だとしたら
満たされて肉体を手放すことができるのでしょうか?
いいえ、まだまだそんな境地には達していません
ということはまだ真から生きていないか
神の意思である起きる出来事に不平不満を抱いているということです
今起きている出来事への信頼の無さを感じるとがっかり感が湧きます‥
こう書いていてやはり私は自分に対して厳しい要求をしているなと自覚します笑
真理を生きるという視点からも学ぶことが多くあると感じる映画でした
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