全力で現実逃避
好きな人がいれば、関係性はどうでもいいと思っていた。
好きな人が、自分を好きになってくれるなら、結婚しなくてもいいと思った。
過去に、結婚をせがみ、半ば強制的に相手方の家族に会いに行ったことがある。
何回「プロポーズは君からだね」と言われたことか。
それを信じて行動してきたのに、音信不通からの20分の電話で4年半に終止符を打った。
この先、誰も好きにならないと思った。
明け暮れるまで合コン、ワンナイト、たぶらかし、思わせぶり、とにかく男性というものへの復讐だったのかと思えるほどの遊び方。
そのうち、飽きる。
酒の場、というほうが楽しくなり、男性などどうでもよかった。
そのうち、みんな結婚した。
祝うことなどできるはずもなく結婚式に参列して、申し訳なかったと思う。
結婚するメリットは、結婚している、という現実を世間に知らせることくらいだと思っている。
今、好きな人が私を好きになってくれて実感する。現実逃避でしかないことも受け入れてるから。
現実と向き合ったら、自殺者がもっと増えると思う。
酒と男を行き来して、なんとか死ぬまで時間をもたせる。
さて、金がない。
働かざる者食うべからず、とか、
は?
くそくらえ