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「再生の道」の終わり方


はじめに

石丸さんの地域政党、再生の道の発表がありました。

新しい政治家を輩出する、素晴らしい構想だと思います。

ただ幾つか気になる点があり、今後の経緯によっては実質的に再生の道が終わってしまうのではと思った項目がありましたのでそれを考察して勝手に対応を考えたいと思います。

1.悪名を恐れない議員

今から8年後、再生の道に対する興味は続いているでしょうか?

悪名を恐れない議員が、任期満了前に他党へ移籍し3期目を継続し、しかも世間の興味がなく非難されない場合、多選禁止という党の綱領が形骸化します。

対策としては、党の綱領を守らない多選議員を非難する声明を出すくらい?

事前の対策としては、8年の間に、2期8年を世間一般のモラル化するか、都議会の任期を2期8年とする条例を作る(法令の改正が必要?)等ですかね。

どちらも難しそうです。

2期8年は鉄の掟と語ったくらい再生の道のキモなのでこれを破ろうとす議員が躊躇うくらい周りから非難される状況を作りたいですね。

2.運営資金が尽きる

候補者の選考過程をYouTubeで公開し収益とする話しがありました、6月の都議選が成功して、各地に再生の道を作ると興味が分散して収益は減るでしょうし、そもそも選挙前だけのイベントなのでこれだけで賄えなえるとは思えません。

石丸さんのことですから何か考えていると思いますが、私が思い付く対策としては、基金を作るくらいです。

寄附やサポート会員費等を元にその運用益で賄える様になると良いですね。

3.組織が分裂する

選挙後の再生の道はどうなるのでしょうか?

たしか石丸さんは次の選挙まで休眠状態と言っていましたが、党員の日々の発信のお手伝いや、勉強会の手配などの事務作業、各種問合せの対応等一定の活動は続くと思っています。

例えば、東京の再生の道が、各地の再生の道との連絡や取りまとめ、資金の管理等を行う場合、やがて組織が肥大化し派閥が出来、分裂するかも知れません。

対策としては、議員の2期8年の様な何らかの縛りを再生の道自体にも設けることですかね。

党首や役員の任期を限定するとか、資金管理や取りまとめを各地の再生の道の間で持ち回りするなどどうでしょう。

4.組織が変容する

石丸さんは速やかに党首を降りて後継者に委ねると語っていました。

その後の党首からイデオロギーを掲げる人が出て組織が変容するかも知れません。

その対策としては、新たな組織を立ち上げるしか無い?

組織の乗っ取り対策として、資金管理団体と再生の道は別組織が良いかも知れません。


以上、再生の道の終わりについて妄想してみました。

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