大さん橋~国際客船ターミナル~
🚢大さん橋ってどんなところ?
横浜、みなとみらいを代表する観光スポットであり、また国際旅客船拠点形成港湾の6港の一つにも指定されている、横浜開港以来の海の玄関口です。増改築を重ね、現在の施設は2002年に完成した7代目に当たります。1995年に国際的なコンペが開かれ、世界41カ国660作品の応募の中から2人のイギリス人建築家がデザインしたものが選ばれました。
施設内には、展示会やコンサート、社交ダンスイベントなど幅広い目的で使用される大さん橋ホールがあります。ホール床面は船の甲版を思わせるウッドデッキ仕上げとなっています。
また、二つのカフェ・レストランやショップ、浴衣や袴のレンタルショップもあります。
そんな観光スポットとなっている大さん橋ですが、どうやって誕生したのでしょうか?その歴史は明治にさかのぼることができます。
🚢あゆみ
ペリーの来航によって、海外との「玄関口」として開かれることになった横浜港。当時、波止場しかなかった横浜港でしたが、1894年に現在の大さん橋の原型である「鉄桟橋」が完成し、世界中の船がこの大さん橋に入港することになりました。大正時代には、関東大震災で一部の陥没や消失など大きな被害を受けました。また、この頃から一般に「大さん橋」という呼称の使われるようになったと言われています。
太平洋戦争後には進駐軍(GHQ)に接収され、「サウスピア」という名前で親しまれたそうです。その後1964年の東京オリンピックに合わせて大改修が行われ、「横浜港国際船客ターミナル」が完成。再び海外との「玄関口」として多くの船が寄港するようになりました。
大さん橋のもっと詳しい歴史については横浜みなと博物館に開港の歴史とともに紹介されているので、気になった方はそちらにも足を運んでみてくださいね。
🚢くじらのせなかってなぁ~に?
屋上は、誰もが自由に、そして気軽に散策できる24時間オープンの広場となっており、”くじらのせなか ”という名前でも親しまれています。「屋上広場の特徴をよく表し『海に浮かぶ雄大なくじら』をイメージさせる。また、子供達に親しみやすく、わかりやすく、かつユニークである。」という理由で、約4,000件の公募の中から選ばれました。
フォトスポットとしても大変人気であり、ウエディングフォトの撮影に遭遇することもしばしば。さらには映画やドラマの撮影地にも使われています。
西側は、横浜ランドマークタワー、赤レンガ倉庫、よこはまコスモワールドの観覧車など、みなとみらいを象徴する景色を一望することができます。
東側は、山下公園や氷川丸が見られます。
日本、そして世界各地から来航する豪華客船も間近で見ることが出来ます。この日は横浜マラソンの前日だったためか、ランニングをされている方もたくさんいらっしゃいました🏃
🚢実際に行ってきました!
私たちが撮ってきた写真をいくつか紹介したいと思います。
🚢さいごに
私たちの記事はいかがだったでしょうか?
大さん橋が気になった方はぜひ一度訪れてみてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
文責:川井、髙久