赤レンガ倉庫
・概要
赤レンガ倉庫は、旧大蔵省の保税用倉庫(明治ー大正)として使われました。戦後になり米軍によって倉庫は接収され、アメリカ軍港司令部として使用され(1945~1956)、1989年に新港埠頭の建設などの需要の低下や老朽化によって倉庫としての用途廃止されました。その後、1990年代に再利用のための改修が行われ、2002年に観光施設としてリニューアルオープンされました。
元々横浜港の近くの物流拠点としていた赤レンガ倉庫ですが、新港ふ頭が物流拠点につれその役割を終えました。しかしながら、『あぶない刑事』のロケ地になったことから注目され一気に知名度が全国的になりました。みなとみらい21地区構想によって現在のような施設に改築され今日に至っています。現在でも倉庫に運ばれる貨物線の線路跡が赤レンガ倉庫近辺に見られます。
”主な多文化共生に関するイベント”
・CURRY&MUSIC JAPAN
・台湾祭
・ドイツフェスティバル(~10月16日)
・横浜オクトーバーフェスト
・アロハヨコハマ
・Christmas Market 11/25~12/25
ドイツフェスティバル行ってきました!
なぜドイツ?と考えている方もおられるかもしれませんが、実は赤レンガ倉庫はドイツ建築の一部を取り入れた(設計は日本の建築家)という縁もあってドイツフェスティバルが行われています。
神戸との比較
横浜と同様に港町として栄えた神戸。横浜と同様に明治期に造られた赤レンガ倉庫で明治期の貿易に大きな役割を果たしました。
神戸煉瓦倉庫
この他にも函館にも金森赤レンガ倉庫があります このように明治時代港町として栄えた場所はこのような西洋の近代化を受けた建築が見られます。
神戸も国際色豊かな都市で南京町という中華街があり、多文化共生の取り組みにおいてはかなり先進的な地域でもあり、横浜と同じようなポイントが数多く見受けられます。
参考文献
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