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職場での緊張感を保つには


社内で風通しをよくするためや、
職場内のギスギスした感じを避けるために、
上職者が部下をあだ名やちゃん付けで呼ぶ場面を、
目にすることはありませんか?

それなりに職場での緊張感は必要ですし、
職場内の雰囲気はいい方に越したことはないですよね。

僕の身近なところや取引先でも、
ちゃん付けで呼んでいる人を見かけることがあります。
特に年配や上職者の人(男性社員)が、
女性スタッフに対して、
「〇〇ちゃん」と呼ぶシーン。
会社は仲良しクラブではないことが前提なので、
少々違和感を感じていました。

働くスタッフにとって、
職場環境は「元気で、明るく、楽しく」が理想的だし、
組織からしても、
生産性を上げていくためには、
この3つの要素は有効な手段だと感じました。
同時に楽しいからこそ、
イノベーションを生み出せる環境にも近づけるのだなとも思います。

その一方で、そもそも会社とは、
あくまで成果を上げるための場所です。
一人一人が会社の方針や価値観を共有して、
成果を上げていかないと、
会社って存続できません。
そのためには、
一定のピリとした緊張感をもとに、
メンバー同士の意思の疎通や、
情報の共有が極めて重要になってきます。

その手段として、
あだ名やちゃん付けで呼ぶことで、
ギスギスした感じをなくし、
職場の雰囲気が良くなると思われる人もいますが、
そう感じている多くは、
先輩や上職者の方に多いのではと感じます。
なぜならそのほうが楽だからです。
実際に以前は僕も、
幼馴染をあだ名で呼ぶかのように、
親しみを込めて、
部下をあだ名で呼んでいました…。


当時はあだ名で呼ぶことによって、
両者の距離が少しは近づけたかなと、
自分では思っていましたが、
逆に緊張感がなくなって行くのも感じました。
客先に同行した時についついあだ名で呼んでしまったり、
大事なミスした時にあだ名で怒ってしまったり。
それにむしろその呼び方が続くと、
特に異性の間では、
パワハラやセクハラを助長することにも繋がります。

そうならないように、
一定の緊張感を保つためには、
敬語とさん付けが重要と思っています。
確かに以前はあだ名を使っていましたが、
年が上でも下でも関係なく、
相手にはさんや君をつけるようにしてます。
みなさんはいかがでしょうか?

呼び方には気をつけたいですね。

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