✨石風呂の燃料のシダ(2)✨
窯風呂の中で自然の洞窟を利用したものを「石風呂」と言います。洞窟の内側に、岸壁に沿ってシダや枯れ葉を積み上げて燃やし、燃え尽きた頃に海水に浸した莚を持って入り、灰の上にかぶせてさらに海水をかけて蒸気を立てるという形です。
【石風呂】
こうした蒸し風呂は、古くから対馬列島から瀬戸内海一体にあり、蒸気浴形式の風呂が西日本には昔からあったと言われています。そして、こうした蒸気浴風呂が「西日本の風呂の原型」であったと考えられているのです。
コリア半島にも汗蒸(ハンジュン)という風呂があったので、その影響だったのではないかと考えられています。
その石風呂で燃やすものがシダです。
なぜ、シダを燃やしたのでしょうか?🤔
シダ類(シダるい、羊歯類、英: Ferns)は、一般に「シダ」(羊歯、歯朶)と総称される維管束植物の一群である。伝統的分類および一般的な文脈では、薄嚢シダ類に加え、合わせて真嚢シダ類とも呼ばれるリュウビンタイ目とハナヤスリ目を含む分類群を指す。
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