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こんにゃく湿布

かつて、わたしは冷えていた。
冬の布団で朝まで足が冷たいことはざら。
南国のタイに移り住んだから、冷え性ではなくなるか? これは大きな間違いである。南国の人は、エアコンが大好きなのだ! 会社はもちろん、デパート、映画館はまるで冷蔵庫。絶対に長袖のジャケット、靴下なしでは、耐えられない。
年中暑い、もしくは、もっと暑いしか季節のない国の人にとって、エアコンで得られる「寒っ!」と言う感覚が、史上の喜びらしい。しかも、カラダに帯びている熱量が違うのか、体感温度が違うので、オフィスでは、エアコンの温度の上げ下げで、タイ人と戦うことになる‥
しかも、南国の料理は、基本カラダを冷やすものが多い。

さてさて!話がかなりそれたが、「こんにゃく湿布」。

そもそも冷え症というものは、手足が冷たいから🧊というわけではないらしい。上半身と下半身の温度差がある(何度かは忘れた💦)ことが冷え性。冬の雪が降る日に、外に出て、カラダ全体が冷えているのは冷え性ではない。この現象を起こす一つの要因が暖房器具の過剰使用などだそう。上から温風があたり頭付近が熱くなる。上半身は温まるが下半身は冷えている。

はい!そこで!こんにゃく湿布。
今はネットでも「こんにゃく湿布」と調べると、画像付きで詳しく説明されている。
わたしは、かつて、東城百合子さんの本を参考にした。

①こんにゃくを2つ、10分くらい、ぐつぐつの熱湯で茹でます。
熱いので、トングなどで掴んでタオルで水気をとります。
②タオルで三重にしっかりまきます。
(巻き方はお土産包みのような?のせていてはずれなければよいです。一枚巻いてからまた一枚、また一枚と三枚巻きます。下記図説参照してください)
③仰向けに寝て、下腹と右上やや脇腹(肝臓あたり)にひとつずつのせます。そのままだと寒い場合、布団の中でやったりします。だいたい20分から30分くらいが目安ですが、すごく熱くて耐えられないとかだったら自分で調整します。めくってみて、肌がうっすら赤くなってる感じになるともういいかな?って感じです。
④うつ伏せにねて、腎臓ふたつ。普段腎臓ってどこ?ってあまり意識しないと思いますが、そういうことも実感できてよいですね。実際、腎臓は、ストレスや恐れや、不安感などを溜め込みやすい臓器なので、労ってあげることは大切です。
腰の少し上、背骨を挟んでふたつのせます。 これもまた20分から30分くらい。
⑤最後は冷たいタオルで、すい臓を少し冷やします。(すい臓ー?は下の図ご参照ください)

わかりやすい図説お借りします。

これで終わりです。お腹がすこし空いてるころなどが良いそう。この形になれてきたら、わたしはいろいろアレンジしてました。寒い朝、ズボン履いたままお腹に入れて、家事してました。暖房つけない生活してましたが、これはカラダの芯までかなり温まります。 私はぜんぜんわからないのですが、こんにゃくの匂いが臭いということに関しては‥うーん。
湿布をした後のこんにゃくは、タッパーに水をさらして、冷蔵庫へ保管。2、3日は使えます。が、外国産とかの安いのだと、すぐどろどろになって少し匂う時はあります。なるべく質のよいものを使うといっても、湿布のあとのこんにゃくは食べないので、中くらいの買います。私がよく使っていたのは、パルシステムのこんにゃくでした。小さくてサイズがぴったり。

あまりに臭い場合は、こんにゃく自体がそもそも体質にあってないかもなので、その場合は、生姜湿布というのもあります。生姜をすったものを綿の袋に入れて熱々のお湯のなかにいれ、その生姜湯にれタオルに浸し、しっかりしぼって、お腹に置きます。 
自然療法とは、根本的に、自分が心地よい、気持ち良い、あー幸せ♡と感じることをするまでなので、これがいい!と言っても、どうしても心地よくない場合は、しないに限りますね!笑 ただ、やってみないとわからないので、試して、アレンジして、自分のカラダと相談しながら、好きな形を発見するのも楽しみになるかと思います。

長年カラダを温めることに重視した結果、現在は、冷えを感じることがほぼないので、こんにゃく湿布をすることはなくなりました。夏でもレッグウォーマーかかせない人でしたが、いまや、その存在さえ意識にないですね🤭 布団の中も熱々です。隣に暖かい人がいるからかも?なーんて、それはただののろけですね!🤭なんのはなしやら?🙇💦💦

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