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絵本紹介 『どろぼうがっこう』

今回の絵本紹介は、どろぼうがっこうシリーズの第一作品です。

「だるまちゃんとてんぐちゃん」のだるまちゃんシリーズや、「からすのパンやさん」などを出されている、絵本作家・かとさとしさんの作品の一つです。

出版社:偕成社

作・絵:かこ さとし

あらすじ
どろぼうがっこうに通う個性的な先生と個性的な生徒たちの学校での日常のお話し。そんなどろぼうがっこうでの遠足はやっぱりどろぼうを、する事。ある日の夜、みんなで遠足に行きますが、そこで先生と生徒達に起こる事とは…?


息子達が大笑いしながら聞く絵本の一つで、言い回しや先生と生徒達のやりとりがとてもコミカルです。
先生と生徒たちの挨拶の中で、「くまさか先生ごめんなせー」というところがあるのですが、そこで子ども達は「なんで謝るの〜?」と(笑)

先生と生徒達の言い回しは時代劇の様で、子ども達にはわかりにくいかな?と思いましたが、雰囲気や前後の文で理解したり、それはそれで面白い様です。
友達との挨拶で「ごめんなせー!」と言ったり、語尾に「ござんす!」と付けたり、すっかりハマっていました。
私が気に入っている所は生徒達が全然どろぼうになれていない所(笑
宿題でどろぼうを何か一つやってこい、と先生に言われてやってきたのはどれもこれも「どてっ」と肩透かしを食らった様なものばかり。
思わずクスッと笑い、愛着が湧きました!

このどろぼうがっこうには、「どろぼうぜんいんだつごく」と「どろぼうがっこうだいうんどうかい」と二作続きがあります。
このニ作品もコミカルで「えぇ!?」という様な展開が待っていますので、是非読んでみて下さい✨

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