就労移行再開後の6ヶ月:生活リズムの土台造り。通所のようすと経過。これからのステップ。
就労移行への通所再開から6か月が経ちました。
私は週2回の通所からスタートして、半年かけて徐々に週5回・午後のみの通所に増やしていきました。
今回の記事では、そんな半年の通所のようすを紹介していきます。
お読みいただく方のメンタルヘルスの症状や、今ある状況などはさまざまだと思います。必ずしも私と同じ病状や状況ではないと思いますが、通所のイメージとして参考になる部分があれば幸いです。
1か月目
月曜日と水曜日、週2回の通所からスタート。
出かけるのにかなり気力と労力が必要で、帰ってくると「はあ。疲れた……」とぐったりしてしまう状態でした。全体的に体力が落っていると感じ、通所日以外に出かけようという気持ちはほぼありませんでした。休みの日に何もしたくなくてYouTubeばかり見ていました。
参考:1ヶ月目に書いていたブログ2本
2か月目
通所しない日にYouTubeの動画を見過ぎ、逆に頭が疲れてしまっていました。
それならば通所したほうが健康的だな……と思い、2か月目の後半から通所頻度を月水金の3回に増やすことにしました。しかし、増やしてからすぐに疲れを感じて1日欠席。ただ、その後は欠席せずに通えています。
通所したら月曜日に行う個別の課題以外は全体のプログラムには参加せず、別室でヨガ講師の方と軽く体を動かすことをしていました。体力はまだまだないままでした。
休みの日は、動画を見る以外に何かしようと思い、お菓子作りを家で始めてみました。
3か月目
週3日のペースは変更なしで通所していました。
久しぶりに友人から連絡が来ていて戸惑ってしまう、という出来事がありましたが、支援員さんに相談して解決しました。まだ友人に自分のことをどう伝えていいか分からない時期だったので、家族に相談しにくいことも相談できるのはとても有り難かったです。
それ以外は、淡々と通所して帰る、の繰り返しで日々過ごしていたと思います。
4か月目
この月の後半、週3日から月火水金の週4日通所へ変更しました。
週2から週3へ増やした際は疲れのために休む日がありましたが、今回の変更では休みなく通所できました。
この頃からなんとなく、生活のリズムやペースを掴んで過ごせてきている感じがしました。出かけて疲れる感じも軽くなってきて、徐々に体力が戻ってきていると実感しました。
休日はお菓子作りに精を出していました。
5か月目
前月から変更なしで週4日通所。
休みの日にお菓子のほかにも軽く料理をしたりしていました。
通所日以外で出かけよう！という気持ちにはならないものの、インドアながらこれをやってみようあれをやってみようという気力が自然に湧いてきていました。
通所日のプログラムを楽しむ余裕もありました。
6か月目
通所回数を週4回→週5回に。
週4日のペースに慣れてきたと感じたため、通所日を増やしてみました。
毎日通所すると仕事に行くのと似た感覚になり、窮屈感が最初ありました。徐々に慣れていきましたが、精神的にも体力を付けないとな……と感じました。ただ、結果的に大きな体調の崩れなく、無欠席で通所できました。
また、6か月目は、他の利用者さんや、支援員の方とコミュニケーションを取る機会が増えてきた時期でした。しばらく積極的にコミュニケーションを取ることをやめていたので、以前の自分のように受け答えができず、戸惑いがありました。
嬉しかったこと
水曜金曜のヨガで大変だったポーズが取れるようになったり、楽しくプログラムに参加できたりした日は嬉しかったです。小さなことですがとても貴重で大切なことだと感じていました。
困ったこと
この6か月間比較的体調は安定していましたが、困ったこともありました。
それはコミュニケーションです。
しばらく家族以外とコミュニケーションをとる機会がなかったので、自然に会話をすることが難しいと感じていました。もともと話すのが苦手なので、体調や体力が十分でない状態でコミュニケーションを取ると、とても気力が要ります。
そのため、プログラムの中あまりしたくないことがあっても言えないことがありました。これについては我慢を重ねてストレスを溜めないためにも、自分の課題になっていくのかな……と思います。
6か月間心掛けていたこと
無理をしないこと。
マイペースでいること。急にペースを上げないこと。
できるだけストレスを溜めないようにすること。
淡々と毎日を過ごすこと。
日々の活動を抑え気味で省エネを心がけ、小さな喜びや楽しさを味わうようにしようという気持ちで過ごしていたと思います。
6か月目以降の目標
今は午後のみ通所していますが、午前のプログラムにも参加できるように準備していきたいと思っています。起きる時間を少しずつ、無理のない範囲で早めてみて、10月頃には週で1日は通して通所できるといいなと考えています。
ただ、自然に次の段階へのペースが掴めればいいなと思っているので、無理せず焦らず行きたいです。
まだまだ働ける状態までにはステップがありますが、焦らず少しずつ体調を整え、生活のリズムを掴んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。