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【香港にちょい戻っとり🐦ました:2日目後半】 パワースポットのマカオ ~カジノでピンク羽毟られ編ToT🐦🐦~

《🐦本記事は長めですが、写真多めです🐦》

前回の [香港にちょい戻っとり🐦ました] 記事の2日目(前編)から結構時間が経過してしまいましたね……🐦🐦


前回は長閑な『マカオ パタパタ(🐦🐦)散歩編』だったが、今回はいよいよカジノの話になる(本年4月の旅行記である。念のため)。

※※※※※

🐦SJM系の『グランド・リスボア』と『オールド・リスボア』🐦


これまでも何度か書いているが、私はギャンブラーではないが、カジノの雰囲気が大好きである。
前回の投稿で、古き良き「オールド・リスボア(= ホテル・リスボア: 澳門葡京酒店: Hotel Lisboa Macau)」カジノを出て、左にウィン・マカオ(Wynn Macau)、右にグランド・リスボア(Grand Lisboa :新葡京酒店)に挟まれた一画を紹介した。
今回のトップ画像にしたグランド・リスボア、もう少し全体を見ると、こんな感じである。
キンキラキンのキーン☆彡であり、日本ではあまりお目にかかれなさそうな建物である。

グランド・リスボア
(Grand Lisboa :新葡京酒店)

前回も貼ったが、こちらが「オールド・リスボア」カジノである。

ホテル・リスボア: 澳門葡京酒店: Hotel Lisboa Macau

因みに、「酒店」というのが「ホテル」の意味であり、「娯楽場」は広くエンターテイメントの場所といったニュアンスだが、ここでは「カジノ」を意味している(「賭場」などと言ったりもする)。
ああ、ところで、オールド・リスボアカジノは、沢木耕太郎さまの「深夜特急 1(香港・マカオ)」で「大小(カジノのゲームの一種)」の鉄火場として描かれていたカジノでもある。
この本を読むと、無性に旅に出たくなる方が多いかもしれないが、私もその1人(1羽🐦)である。

因みに、オールド・リスボアというのは正式名称ではなく、2008年に開業した「グランド・リスボア」と対比して、古くからあるリスボアがオールド・リスボア(Old Lisboa)などと呼ばれるわけである。

ところで、前回の地図をもう一度貼るが、香港からフェリーでマカオ入りする場合、下の黄色の○で囲った「マカオ半島(Macau Peninsula : Peninsula de Macau)」入りするフェリーが多い。

フェリー乗り場から(これも前回ご紹介した)「セナド広場Senado Square)」「聖ポール天主堂跡 (Ruínas de S. Paulo)」などの観光地区目指して歩くと、途中でこのようにひと際目立ったカジノホテルが見えてくるわけである。

前回も少し書いたが、このリスボア系カジノホテルは、故スタンレー・ホー(何鴻燊)というおっさんが仕切っていた「SJM HOLDINGS LIMITED(澳門博彩控股有限公司)」傘下の地場系カジノである。

↑ このおっさんである(この伝記も何度か貼っているが)。

🐦マカオのカジノ運営者🐦

マカオのカジノ運営者について簡単に説明するが、1960年代に上の故スタンレー・ホーのおっさんに加え、葉徳利・霍英東・葉漢の4名が出資し、「Sociedade de Turismo e Diversoes de Macau(STDM 社)」が設立された。
これが今のSJMの親会社(持ち株会社)である。
SJM自体は、香港証券取引所に上場している。
STDM社の設立当時、マカオはポルトガル領だったわけだが、結果的にマカオの主権が中国に返還されるまでの約40年にわたって、STDM社がマカオのカジノ産業を独占した。
オールド・リスボアは1970年代に設立され、長らくSTDM系(= SJM系と言い換えてもよいが)の老舗カジノホテルであった。
上に書いたとおり、植民地時代はカジノはSTDMの独占事業であったため、実質はこのスタンレー・ホーのおっさんが長らくマカオのカジノ界のボスとして君臨していたわけである。
カジノの大ボスなので、当然に表のビジネスパーソン的な顔だけでなく、闇の世界を牛耳っていたことも容易に想像され、香港の裁判所の判例を調べると、政治関連の案件など、スタンレー・ホー絡みのちょっと怖い案件などがある^^;

だいぶ端折って書くが、1999年にマカオの主権が中国に返還され、その後の2002年、マカオ政府はカジノ運営ライセンスをSJM以外にも解放し、外資が参入することとなる(これにより、スタンレー・ホーのカジノ独占が崩れたわけである)。
現在、「独占許可を得た3社+サブライセンスを受けた3社」で、以下の計6社がマカオのカジノを運営している。

  1. SJMグループ

  2. Sands(サンズ)グループ

  3. Wynn(ウィン)グループ

  4. MGMグループ

  5. Galaxy (ギャラクシー)

  6. Melco(メルコ)グループ

面倒なので、全部グループ名で記載した。
1つ目のSJMは説明済だが、返還前からの地場系カジノグループであり、2~4がラスベガス系、5が香港系、6がSJMと同じく地場(マカオ)系のグループである。

🐦「マカオ半島」と「コタイ」🐦

上のカジノ・オペレーター、、、何となく、好きな順番に並べてしまった(因みに、収益ランキングは、上のとおりではありません^^;)。
日本でも有名なマカオのカジノと言えば、イタリアのベネチアをモデルに設計されたIR施設「ザ・ベネチアン・マカオ(The Venetian Macao)」なんかが挙げられると思う。
因みに、ベネチアンは地図のピンクで囲った「コタイ(路氹)地区」にあり、場所は離れている。
運営母体は2の(ラスベガス)サンズグループである。

今や、日本人観光客が「マカオの華やかなIR施設(←カジノ含む複合的施設のことです)」と聞いて思い浮かべるのは、コタイ地区の方かもしれない(がっ! 私はマカオ半島がスキなのですがっ!)

ウィン(Wynn)は、以前にラスベガス旅行記でウィン・ラスベガスの噴水ショーを貼ったが、マカオにも「マカオ半島」と「コタイ」の2箇所にカジノホテルを有し、噴水ショーを売りにしている。

「MGM」は、あのライオンがシンボルのグループで、上の記事のラスベガス滞在では、MGMホテルに泊まった。

「ギャラクシー」は、コタイにある「ギャラクシー・ホテル」の中にカジノが有り、「ダイアモンド・ショー」などのエンタメイベントを楽しむことができる。
「メルコ」はカジノのほか、「シティ・オブ・ドリームス(City of Dreams)」の「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(The House of Dancing Water)」といった水のショーが、一時期話題となった。
(ラスベガスほどではないにせよ、ショーや舞台を併設したIR施設もチラホラとある)

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~ああ、ハチドリ🐦ピンク羽ヲ毟られるToT🐦~

何だかんだで、結局私は大好きなSJM系カジノである(前述の)『グランド・リスボアカジノ』でひと勝負することにした。

今回選んだゲームは、バカラ!……ではなく、『大小(Sic Bo)』である。
前述の「深夜特急 1(香港・マカオ)」沢木耕太郎さまと同じ選択である。
私は、マカオに行くと、このゲームばかりやっている。
『大小(Sic Bo)』は丁半バクチのようなもので、いたって単純であり、3個のサイコロを振って出る目(👀ピヲッ!🐦)を当てるだけである。
総和の最大は「6x6x6」で「18」であり、最小は「1x1x1」で「3」であるが、「4以上10以下」を「」といい、「11以上17以下」を「」といい、3つの目(👀ピヲッ!🐦)が揃うと「ゾロ目」となる。
これをひたすら当てていくのである。

「グランド・リスボアカジノ」のフロアは、いつも本土の中国人で溢れ返っており、私は暫し、盛り上がっているテーブルを探した。
今(本年4月時点)は、一番ハードルの低いテーブルで、ミニマムベットの額が「500香港ドル」に設定されていた。
因みに、近年は円安で、本記事執筆時点での為替レートを調べたら、「1香港ドル=19.27円」だ(私が香港で暮らしていた頃は、15円前後で推移していた)。
まあ1香港ドルが約20円として、500香港ドルは「約1,0000円」(ピヲ~ッToT🐦)。
1ゲーム、参加費「1,0000円」を覚悟して勝負に臨まなければならない。
数年前まで、ミニマムベット「300香港ドル」のテーブルがあちこちにあり、10年前は「100香港ドル」のテーブルも多く、SJM系の今は無き『ダイヤモンド・カジノ(Diamond Casino)』にはミニマム「50香港ドル」のテーブルが1台あって、よく遊びに行っていたが、マカオのミニマムベットの額は上がる一方である。。。

さあ! 勢いよく『大小』のテーブルに500香港ドルヲ貼るピンク鳥🐦!
カラカラカラカラカラ~……ガッチャガッチャガッチャ🎲🎲🎲!
と毎度、運命ヲ決する恐ろしい音ともにサイコロが降られるが、、、
👀ピヲッ!🐦………

ピヲ~ッToT🐦 勝った~ToT🐦

500香港ドルが2倍に!ToT🐦


勝ちに勝ちまくって、私は大金ヲ羽に括り付け、周囲に気ヲ付けながら、パタパタパタ~🐦と優雅に飛び去った……
……まあ、皆さん、既にヲ気付きの通りね……そうはならんかったのですが、いずれにせよ、やっぱりカジノは勝つときは勝つのである。
ただ、引き際ヲ誤ると「ピヲ~ToT🐦 ピピヲ~ToT🐦」な世界なので、今回は結局、『グランド・リスボアカジノ』『大小』テーブルだけで……

わいの1,000香港ドル(約2万円)がっ!

--------🐦-------- ピヲ~ッToT 

🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥

ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌ブチッ!🪶👌

バサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサッ🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶🪶(ToT🐦)

※カジノを勝って後にするのは、14〜15人に1人くらいと聞いたことがある🤔
因みに、マカオで「1,000ドル負けた~!」とか言った場合、基本的には「香港ドル」の話なので、「米ドル」ほどのインパクトではない!
でも、1時間ちょいで「2万円」負けるとか、日本だと、ちょっとしたギャンブラーっぽい金額かもしれない。。。
あっ、そうそう、マカオの通貨は「パタカ (patacas)」というが、基本的にどこでも「香港ドル」が使用できるので、敢えてパタカに両替する必要はないと思う(でも、たまにマカオの小さなローカルの個人商店とか行くと、香港ドルの硬貨が使えなかったりするぞ!)

🐦因みに、、、マカオのカジノと言えば、やっぱり『バカラ』🐦

今回、私がピンク羽を毟られたゲームは「大小(Sic Bo)」だったが、マカオのカジノで、全体の8割という圧倒的な収益を得ているゲームは「バカラ」である。
大き目のカジノ施設だと、バカラのテーブルが一番多く、大勢の中国人たちがテーブルヲ囲み、興奮して大声を張り上げている。
マカオとラスベガスのカジノテーブルで、大きく違いを感じるのは、いわゆる「バックベット(back bet)」である。
ラスベガスでは基本的に禁止らしいが、マカオでは、実際にテーブルに座らなくても、テーブルの周りに立った状態で(並んだ椅子の後ろや横から)チップを賭けることができる。
面白いのは、人気のないテーブルには、ディーラーが寂しげに1人でポツンと腰掛けているのだが、人気のあるテーブルでは、ドヤ顔のディーラーの周りを多くのプレイヤーがとり(🐦)囲んでヲり、熱気と迫力に溢れている。

※※※※※

カジノの中は撮影禁止だが、『グランド・リスボア』の建物の中は、こんな感じ。

いかにも、ザ・チャイナな趣。。。

勇ましい『ピヲ🐦』の姿
中国人はとにかくゴールドがスキ!

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🐦ヲ洒落な『ウィン・マカオ(Wynn Macau)』と『ウィン・パレス(Wynn Palace)』🐦

ふん、勝てないカジノなんて嫌いだ嫌いだぁ~ToT🐦
ピンク鳥🐦は鳴き(泣きToT🐦)ながら、『グランド・リスボアカジノ』を後にした。
この後は、前回の流れで「セナド広場(Senado Square)」とか世界遺産の方に行ったのだが、周辺にも(とにかくマカオ半島には)SJM系のカジノが多い。

↑『グランド・リスボア』から歩いてすぐの
『グランド・エンペラー・ホテル(Grand Emperor Hotel, 英皇娯楽酒店)』。
これもSJM系のカジノホテルである。
↑ 名前の通り、英国の皇室をコンセプトにしており、
マカオカジノブーム全盛期には、ホテルの入口前に
近衛兵(Royal Guard)のモデルが立っていたりした。

↑『グランド・エンペラー・ホテル(Grand Emperor Hotel, 英皇娯楽酒店)』ロビーの長閑な噴水
(因みに私は噴水も大好きである)

↓ せっかくなので、マカオ半島におけるウィン(Wynn)のカジノホテルである『ウィン・マカオ(Wynn Macau)』も貼っておく(前編でチラッとヲ伝えした涙の『港珠澳大橋(こうじゅおうだいきょう:Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge)』(ToT🐦)をバックにしている。

↑ 噴水ショーの時間帯ではなかった。。。

🐦「マカオ半島」→「コタイ地区」へと移動(パタパタ~)🐦

「マカオ半島」から「コタイ地区」への移動は、路線バスやタクシーを利用してもよいが、カジノホテルグループが、2つのエリアに所在する自社グループのカジノ同士を繋ぐ「無料シャトルバス」があるので、そちらを利用すると交通費がかからない。

ピンク羽ヲ毟られたハチドリ(ToT🐦)は、すっかり意気消沈してパタパタ(🐦)と飛ぶ気力もなくなり、半島側の『ウィン・マカオ(Wynn Macau)』から無料シャトルバスに乗り、コタイ側の『ウィン・パレス(Wynn Palace, 永利皇宮)』に向かった。

※※※※※

コタイ地区の『ウィン・パレス(Wynn Palace, 永利皇宮)』では、ちょうど噴水ショーが行われているタイミングだった。

ウィン・パレス(Wynn Palace, 永利皇宮)』は、噴水のほか、無料のロープウェイも売りにしている。

↓ 『ウィン・パレス(Wynn Palace, 永利皇宮)』の噴水ショー。

↓ 『ウィン・パレス(Wynn Palace, 永利皇宮)』の中は、こんな感じである。

※※※※※

実は、今回コタイに行ったら、絶対に見てきたいと思っていたカジノがあった。
それが、SJM系の『グランド・リスボア・パレス(Grand Lisboa Palace)』である。
同施設は、紆余曲折ヲ経て、2021年に遂にオープンしたのである(ToT🐦)

ここで暴露するが、私は昔、マカオブームの際にSJMの株主だったのである(^^;)。
その頃、ベネチアン含め、コタイ地区のIR施設が大きく儲けていたのだが、一方でSJMのカジノはマカオ半島に集中し、長らくコタイにカジノ施設がなく、ビジネスチャンスを逃しているという点が問題視されていた。
その折(10年以上も前の話である!)、SJMも「よし!コタイにIR施設ヲ作ろう。完成予定年度は○○年!」と宣言した。
、、、しかし、これがこれが、、、なかなか計画が進まず、どんどん完成予定年度が後ろ倒しになる一方だった。
私は当時、『香港ジョッキークラブ(Hong Kong Jockey Club)』←(香港の競馬の統括団体)のビルで開催されたSJMの株主総会に参加し、「コタイのカジノは、いつできんねん!」と尋ねたことがあるのだが、そのときにSJM側から回答された年度には(案の定)完成しなかった(ToT🐦)。
(↑ そうそう、SJMの株主総会は、少し適当だったぞ。一部、話している内容とスライドがずれていた記憶がある。あっ、それと弁当もらったよ^^;
いつか、noteで株の記事とかも書きたいかも🐦🐦)

10年のときを経て、いざ完成した『グランド・リスボア・パレス(Grand Lisboa Palace)』を見るというのが、私の今回のマカオ旅行の最も重要な目的だった(ピンク羽ヲ毟られることが目的ではないのですToT🐦)。

さあ、、、
こちら!

ピヲ~ッToT🐦🐦


SJMも遂にコタイにカジノを持つようになったか、、、と、ついついバード🐦さんも感極まって一緒に泣いて鳴いてしまったが、まあ、「SJMって何さ?」な人には、「ふ~ん🐦🐦」な感じだと思う^^;

『グランド・リスボア・パレス(Grand Lisboa Palace)』は、ウィン・パレス(Wynn Palace, 永利皇宮)』の真隣にある。

↓ 建物の中は、こんな感じ。

さてさて、マカオ半島でピンク羽を毟られたハチドリ🐦は、コタイではそれ以上の冒険もせず、少し散歩して、大人しくマカオ半島に戻りましたとさ🐦🐦

最後に、ちょっとだけ夜のマカオ。

↑『香港⇔マカオ』フェリーターミナルの目の前にある
SJM系の『オセアナス・カジノ(Oceanus Casino, 回力海立方娯楽場)』
↑ 『香港⇔マカオ』フェリーターミナル

香港に戻ったのは、夜遅い時間だったので、「前編」でヲ伝えした例の手頃な「茶餐廳」で「ヲ粥さん」と「焼きそば」を頼み、嫌味のない「安安トリ🐦🐦ップ」で『香港(&マカオ)里帰り」の第2日目ヲ終えましたとさ🐦🐦

↑ 卓上にある香港特有の(あまり辛くない)チリソースを
ドバドバと焼きそばにかけて食べると美味!
おかわりしてしまった!
(でも、夜は食べ過ぎない方がいいよ!🐦🐦)

『香港にちょい戻っとり🐦ました:3日目』につづくかも🦆、、、つづかないかも🦆、、、)

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