【広島旅行記 2日目】~安芸の宮島~ 人と鹿が共存する島。そもそも「厳島」。
《本記事は長いですが、写真多めです🐦🐦💕》
先月、広島に旅行したとつぶやいた。
昨年の今頃、noteを始めた直後、徳島旅行記を計5回にわたって投稿した。
なぜか近年、年が明けて少し経過した2~3月あたりに旅行することが多い。
国内旅行だと、まだ寒い場所が多い時期でもあるが。
久しぶりに旅行記でも投稿してみようかと思う。
因みに、タイトルが【広島旅行記 2日目】となっているが、探しても「1日目」という投稿はない(探す人がいるかも分からんが)。
今回の広島旅行の目的が「安芸の宮島」訪問だったのだが、宮島に行ったのが2日目だったので、このようなタイトルにした。
宮島はずっと訪れたいと思っていたが、なぜか10年ほど前に同じく日本三景の1つ「松島」に先に行ってしまい、それからタイミングを逸していた。
広島初日、真っ先に宮島に向かおうと思ったが、広島駅からトラムに乗ってホテルに着いたのが、既にお昼近くであった。
せっかく宮島が目的で来たのだから、2日目に旅程をずらして朝から1日宮島観光に使おうと急遽プランを変更した。
(結果的に、この選択は正しかったと後から思うことになる)
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[広電宮島口駅に向かう]
上にトラム(路面電車)と書いた。
広島は電車(JR)も運行しているが、町を移動するには、広島電鉄(広電)のトラムが便利だったりする。
私は今回、広島駅からトラムで20分ほどの八丁堀というエリアのホテルに泊まった(東京にも八丁堀という場所があるね)。
広島空港の近辺にも、ホテルや飲食店などは多少あったが、八丁堀近辺の方が繁華街やアーケード、デパートなどで賑わっていた印象で、且つ原爆ドームや広島城などの観光スポットにもアクセスしやすい。
この八丁堀から電車に乗ろうとすると、トラムでいったん広島駅まで戻らなくてはならない。
上にトラムが便利だと書いたが、唯一気になった点として、このトラム、とにかく、、、
遅い!
、、、のである。
ホテルのお姐さんに(1)「八丁堀からトラムで広島駅に戻り、電車で宮島行きフェリー乗り場に向かう」ルートA(2)「八丁堀からトラムで宮島フェリー乗り場に向かうルートB」のどちらが良いか聞いた。
説明によると、電車の方が当然、トラムより速いわけだが、広島駅までいったん戻り、最後に最寄り駅からフェリー乗り場まで歩く時間を総合すると、ルートAが15分ほど早く目的地に着くくらいだという。
トラムだとフェリー乗り場の真ん前に到着して便利でもあり、観光客はルートBを選択する人も多いらしい。
・ルートA(トラム→広島駅から電車→フェリー乗り場まで少し歩く):約1時間15分
・ルートB(トラム→フェリー乗り場の前。何か簡単💕):約1時間半
ということで、ルートBを採用することとし、朝早くのトラムに乗った。
数日の滞在なので、トラムでゴトゴト揺られながら、広島の街並みを見るのも悪くないなと思った。
しかし……
トラムはすぐに「街並み」っぽいエリアを抜け、後半は延々と「畑」っぽいエリアを走り続けた。。。
やがてトラムは宮島行きフェリー乗り場の真ん前、「広電宮島口」駅に着いた。
複数の会社が宮島行きフェリーを運航しているため、乗り場にはチケット売り場が何カ所かあるが、どの会社のフェリーを利用しても大差ないと思われる。
私は平日に行ったのだが、1時間に4本くらい便があったと思うので、時間もさほど心配する必要はない。
さてさて、2月始めだったので、フェリーの上はかなり寒く、みんな船の中に座ったままで、デッキに出ている阿呆は私くらいであった^^;
私が船上から見える厳島神社の海上鳥居の動画なぞ撮っていると、西洋人の阿呆同志もマネしてデッキに出て来た。
そして、中国かどこかの阿呆同志もスマホ片手に○ソ寒いデッキに出て来て、我々は阿呆同志同士、無言で絆を深め合った。
私は過去の旅行記でも、たびたびフェリーに乗っているが、船旅がスキである。
わずか10分ほどの船旅の後、宮島に到着する。
↑ 宮島に上陸間近のフェリーから
微かに厳島神社の海上鳥居⛩️が見える
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[宮島上陸!]
さてさて、なかなか目的地に着かない旅行記が、メルヴィルぱいせんの『白鯨』のようでスキなのだが、残念ながら^^; フェリーは宮島に上陸した。
今さらだが、宮島は日本三景の1つとなっており、厳島神社は裏の弥山(みせん)含めて1996年に世界遺産登録されている。
そして、門をくぐり、まずは宮島のシンボルでもある厳島神社の海上鳥居へと向かう。。。
そうそう、アピール柱にも、くっきりと「宮島」と書かれているが、そもそも、島の正式名称は「厳島(いつくしま)」であり、「宮島」または「安芸(あき)の宮島」は通称である。
「…である」などと偉そうに書いているが、私も結構最近まで知らなかった。
安芸国(あきのくに)は旧地名であるわけだが、「宮島」については、江戸時代に「お宮(厳島神社)がある島」ということから、こう呼ばれ始めたという説があるらしい。
ピヲわっ!
そうそう、話には聞いていたが、鹿さまが普通に至る所にいる。
鹿さまの生活エリアがあるわけではなく、フェリー乗り場を降りたあたりから、観光エリアの中に普通にいるし、山の方にもいる。
いつも思うが、こういう場所って極度の動物嫌いとか、極度の鹿嫌いの人(←そんなピンポイントな人がいるのか知らんが)って、やっぱり行けないのかな。。。
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[厳島神社は、何かご利益ありそうToT🐦🐦]
海辺を歩いて島の内部に向かって行くと、、、
ヲー ToT🐦🐦
右手に厳島神社の朱色の海上鳥居がっToT🐦🐦
え? さっきフェリーの上から見ただろって?
言われなくたって、そんなこと知ってますぅ~。
島の上から見ると、それはそれで感慨深いんですぅ~。
違った趣があるんですぅ~。
(やばい! マジメに旅行記書こうと思ってたが、段々とふざけたくなってきた🐦🐦)
海上鳥居に行く前に、敢えてスタバに入ってみた。
昼前のスタバの2階席にはだ~れもおらんかった。
ベランダを占有し、ちょっと高いところから鳥居を望む。
いよいよ厳島神社に参拝してまいった。
そして、境内からも海上鳥居を拝んできた。
厳島神社の敷地内に入るには、拝観料金(本日時点で大人300円)を払う必要があることを記しておく。
上の画像は、下をカットしているが、境内の廊下が海側に突き出した「海上鳥居撮影スポット」がある。
午後の引き潮の時間帯は、鳥居の根本まで歩いて行けたりするそうだが、私が行った時間帯は、写真のように海に浮かぶ神秘的な様相の鳥居であった。
上の写真のあたりから、ほぉほぉと海上鳥居を眺めていると、ちょうど正午となり、境内から神秘的な音楽が流れてきた。
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[宮島を少し散策]
さて、厳島神社にも参拝し、海上鳥居も満喫したので、少し島を探検しようか。
ピヲわっ!🐦🐦
、、、と2回目なので、多少わざとらしいが、ホントに鹿さまが(さすがに境内にはいないが)島中にいる。
冗談でもなく、「ディア―宮島」みたいな芸名の広島出身の芸人とかボクサーがいても良さような気がするレベルである(調べてみたが、いなかった^^; ディア―という名のボクサーは果たして強そうなのか?!)
上の鹿さま動画の後半は、島の奥にある大元公園(宮島水族館の向かいあたりに入口がある鹿多めの公園)で撮ったものである。
お昼は「あなごめし」を食べたのだが、味は、、、観光地っぽい味だった^^;
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[宮島ロープウェイ推奨!]
1日確保してきたので、せっかくだから宮島ロープウェイで弥山(みせん)に登ることにした。
平日に行ったので、そこそこ並びはしたが、20分も待たされなかったように記憶している。
ただ日本三景なので、休日や旅行ピーク時期に行くと、かなり待たされそうな印象であった。
宮島ロープウェイは「紅葉谷(もみじだに) 」から途中「榧谷(かやたに)」で1回乗り換え、「獅子岩(ししいわ)」で降りる。
全行程(往路)、約10分ちょっとくらい?だったと記憶している。
上の画像の看板にも書いているとおり、弥山の山頂まではさらに30分登山することとなる。
登りましょ。パタパタパタ~🐦🐦
弥山には見どころがいつくかあるが、山頂手前の積み重なる岩のトンネルをくぐって歩く「くぐり岩」と呼ばれる一帯が特に有名な景勝地となっている。
やっと、山頂の展望台に到着!
展望台から瀬戸内海を見下ろす。
30分かけて登ってきた甲斐があるというものですわい。
宮島ロープウェイのチケット代は、本日時点で往復2,000円(大人)である。
しかし、山頂から見る景色は、十分に2,000円の価値はあると思う。
時間に余裕がある場合、山頂へ来られることをお薦めする。
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下山後、宮島を発つ前に五重塔や、、、
千畳閣などをまわる。。。
観光客向けの商店街を通って、フェリー乗り場へ向かう。
~おまけ~
宮島旅行記は以上で終わりである。
広島2日目の夜、宮島から戻りクタクタであったため、八丁堀のホテル近辺で手っとり(🐦)早く食事を済ませようと思った。
あまり期待せずに入った『餃子専門店 王(わん)』というお店の「(ニンニクのツブツブ入り)スタミナ餃子」というのが、めちゃめちゃ美味しかった。
本当に結構適当に選んだお店(失礼^^;)だったのだが、ラッキーだった。
調べてみたら、昭和30年代からの老舗らしい。