スキゾタイパルとして
この間、精神科に行って聞いてみた。
「私ってスキゾタイパルですか?」
すると、医師はこう答えた。
「そうだね」
そして私は腑に落ちた。やっぱりスキゾタイパルだったのかと。そしたら、私の今までの人生の謎が解けるのだ。
スキゾタイパルが行動の根っこにあったのではないかという事案を一つ一つ見ていこう。
①集団行動が苦手
とにかく集団でなにかするのが不得意だった。途中で嫌になって集団を抜けることもしばしば。自分に主導権がないというのが耐えられなかった。
②独自の決まりごとが多い
布団で壁を作り、その柄が決まったようでなければ悪夢を見ると固く信じていた。あと、今でも白線を歩く癖が抜けない。
③気とかスピリチュアルを信じている
あるかもね、くらいじゃなくて、ガッツリ信じる。それで大半のことは説明つくんじゃないかくらいに。そのため、話すことはだいたいスピ寄りになっていく。
④現実認識が苦手
自分にはどれくらいの能力があるのかとか、客観視が苦手。幼い私もそのことは薄々分かっていて、だから極力出しゃばらず、じっと黙ってやり過ごしていた。あと、段取りとかも不得意。脳内が基本的にファンタジーなので、物事の因果関係をよく取り違える。
⑤現実に興味がない
現実のことは基本的につまらないと思っているか、分からなさすぎて嫌だなと思っている。でも最近は現実の壮麗さに気がつきはじめている。あと、現実のベースにある穏やかさがとてもありがたいものなのだ、ということも最近分かってきた。でも体の中のイメージの連なりに身を委ねている時間が一番幸せ。
⑥国語が得意
概念とか暗喩とか象徴とかが好きなので、国語の成績がやたらとよかった。そのおかげで他の教科も伸びた。そのため、勉強で悩んだことがない。
とまぁ、独特の特徴がある。案の定社会に出てつまづきまくっているが、それもまた良いものとして感じている。楽観的なのは直観型の常というものだろう。これからも、スキゾタイパルとして楽しくまったり生きていこうと思う。