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HSP気質と介護の仕事
こんばんは。
私は30代後半頃から約10年程介護の仕事をしていました。
一日15人程のデイサービスと24時間泊りのある施設でのパートでした。
この頃は生きづらさとかHSPなんて言葉も聞いたこともなければ(生きづらさはあったかもしれないけど)
小さな子供達の育児と仕事と家事をすることで必死で退職まで振り返ることなく駆け抜けていました。
私はお年寄りの方と話すのが元々好きだったので、
何か手助けができお話をしたりすることは向いていました。
仕事内容はその日によって担当があり、入浴係、入浴の着脱誘導の係、
フロアーの係です。
身体的に大変なのはやはり入浴、着脱、ですが全体に目をむけなければならないフロアーの担当は人数が多い日は動き周りフル回転でした。
私はフロアーでの動きは自分でいうのもなんですが、
利用者さんで一人になって会話に入れない人や、(入りたくない方もいますね☺)認知症の方の動揺してる時の動きなどに機敏に気づけるほうで、
こういったら話がはずむかなとか、この時間を飽きさせないようにとか
瞬発的にわかるのでそこでの大変さはなかったです。
もちろん慣れてくればそう動けるものだとは思います。
そして介護の仕事でもやはりみんなと動きます。
だからやはり発言力のある方のやり方に従っていくような自分がいました。
もちろんほんとにそうしたほうがよいなって思う事のほうが多かったですが、介護って正解がない。だから悶々とすることもありました。
楽しい日々でもあったけど、自然体で呼吸ができていたことはなかったなあと思う。
この自然体の反対とは、不自然ということですよね。
奥の奥の自分が泣いていても常に笑顔。
気にしてないふりで人を傷つけないように人と接していた。
それは私が傷つかずに済むようにと・・挨拶も必ず笑顔で返さない日はなかった。
あっでもたまにそこはゆずれないって事で小爆発を起こし、
想いを伝えることもあった。
みんなと仲良く仕事はでき慣れてもいた。
ただ繊細さがちらついて社長(女性)とみんなジョークを言ったりしてるのに私は一度怒られたことが消えないのか二人きりになると緊張した。
繊細であり大胆、だから爆発せずに自然体の中でいいたい事をさらっと伝えいろんなことを緊張せずできたらなっといつも感じていた。
介護の仕事はほんとにきつくて注射や針をうって仕事をしていて苦しいなって思うことが多かった。
そして仕事以外のところでも大変なことも多かったです。
ただ、今みんなと会えなくなり懐かしく思う。
その時は苦しく大変の中にいて、環境を変えるぞお~その一心でした。
でも環境ではなく変えるのは不自然な生き方に気づき自分に寄り添うことだと今は思います。
お年寄りの方は純粋に今を楽しんでる方が多く貴重な時間でもありました。
読んでくださりありがとうございました☺