小倉2歳Sレース回顧

 レース展開は予想通り、未勝利戦でテンの速さを見せつけたドナヴィーナスが逃げ馬多数の中ハナを切った。その後ろに人気のキャンシーエンゼル、パッシングシャワー、ビッグドリーム、後方にミルテンベルク、アスクワンタイムがつける展開。
 前半は33.3のHペース、4コーナーからキャンシーエンゼルとビッグドリームが先頭を伺うも最後の直線大外から後方に控えていたミルテンベルクとアスクワンタイムが強襲。アタマ差でアスクワンタイムが差し切り勝利! 
 小倉最終週で外差し傾向のTB+かなりのHペースであったため、後方待機勢に展開が向いた。
 本レースは外差し傾向及び前走の競馬内容から本命にした◎アスクワンタイムは想定より、後ろの位置取りとなったが結果的にそれが功を奏した形となった。控える競馬で末脚も切れたので次走以降距離延長でも期待したい。
 対抗の○ミルテンベルクは勝ちに行くため、4コーナーから位置を上げていった分最後が甘くなってしまった。勝ち馬とはコーナーロスのわずかな差と考える。
 キャンシーエンゼルは先行馬にきつい展開の中3着に残したため、その他の人気馬よりは強い内容だったかな?
 ビッグドリームは前走のインパクトは凄かったが、やはり相手が弱かった。
 ドナヴィーナスは2戦連続で類まれなテンの速さを見せつけたので、前が有利なTBの時に見直したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?