毎日王冠 回顧

レースラップ

12.5ー11.5ー12.0ー11.9ー11.6ー11.7ー11.4ー11.3ー11.4
前半1000m 59.5秒
上がり3F 34.1秒
 レースは、ウインカーネリアンの逃げ、番手にはバビット、フェーングロッテン、インコースにエルトンバローズがつけ、人気のソングライン、シュネルマイスターは後方。ジャスティンカフェは最後方につける展開となった。ペースはSペース。直線ではウインカーネリアンが粘る中、エルトンバローズが残り200mで先頭に立ち、大外からアドマイヤハダルとジャスティンカフェが追い込みを掛ける中、ソングラインとシュネルマイスターは前が壁、両馬ともラスト100m手前で前が空き、追い込むも届かず。エルトンバローズの勝利となった。


5着◎ウインカーネリアン

 やはり、マイルで逃げれていた当馬は速く、逃げることができた。レース自体はスローで展開が向いたようにも見えたがラスト1F手前でエルトンバローズに交わされ終戦。当馬を本命にした中で納得のいくレース展開であったが沈んでしまったのは距離か力不足か?恐らく力不足が大きいと予想される。欲を言えば、淀みなく逃げて、瞬発力勝負は避けて欲しかった。

2着○ソングライン

 外枠なのにどん詰まった時は、頭を抱えた笑。しかし、さすがの自力でハナ差2着。詰まってなければ、普通に突き抜けたと思う。牡馬換算59kgの斤量でこの走りはさすがである。やはり、かなりの能力の持ち主であった。今回は、騎手が…笑

3着▲シュネルマイスター

 完全に内枠が仇となってしまった。能力を発揮したのはラスト100mのみ。あの競馬で3着まで来れるのは能力の高い証拠である。しかし、このレベルのレースでも上手に位置を取れず、このようなことになっていては、今後も勝ちきれないだろう。能力は一級品であるが勿体無い。

1着 エルトンバローズ

 ラジオNIKKEI賞を勝っていたが、展開に恵まれただけで能力は高くないと思っていたが、このメンバー相手に勝ってしまった。とにかくレースセンスが良く、今回もインでロスなく競馬をしていた。ここを勝ったことは評価したいが、これだけのハンデと人気所の不利で全てが向いてもこの程度の差なのでGⅠでは通用しないであろう。レースセンスが非常に高いので、今後の成長に期待したい。

4着 アドマイヤハダル

 気持ちよく後方を追走し、能力を発揮したが着外。上がりのタイムは3Fをロスなく走れたため、速かったが結果的に後ろから差されており、評価すべきところではない。今後も厳しい。


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