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電気とガスが日常的に止まってたオンナ

やばい。
電気が止まった。
ガスが止まった。
部屋が暗い。
お湯も出ない。

なんなら、食べ物もない。

10代最期の秋
「20歳になったらマトモに昼働くんだ!」
という決意の上、エステのスクールに通ってた。

半年で専門学生の新卒と一緒に入社するために必死で
スクール通い詰めて
バイトをしながらなんとか生活費を賄ってたんです。
(夜のバイト話はこちら👇)
https://note.com/clean_aster960/n/nb55edc2dbe02

体力的にキツイからシフトが全然入れず、

給料日前はハイエナのように血走った目で銀行に行ってソッコー全額下ろしてたから
口座の残高は常に3桁。
数百円・・・

ガス代とか
電気代とか
水道代とか
ケータイ代とか

全てがしょっちゅう止まってました

最初はお湯が出ないっ!
てパニくったけど、原因が【未払い】とわかると
今度は『いつまで待ってくれるかな〜?』
って思考回路が働くんですよね

まずは、ケータイが止まり
次に電気⇨ガス⇨水道
順番に払っていくから、最終的に1番止まりにくい水道まで止まりました
(まさか本当に止まるとは思ってなかった)

水が出ないシャワーを見て
『あれ?ガス代払ってるのにな?』と首を傾げたのは忘れません。

ちなみにわたしは
東京育ち
実家は閑静な住宅街 自由が丘にあります。
にも関わらず西武新宿線の線路真横のコンビニの上に住んでました。

なぜかって??

自立したかったからです!!!!!

絶対親に頼りたくない。。
だから「助けて!」なんて口が裂けても言えない

なんとか飢えをしのぐために、
実家からこっそり乾麺をパクってきたり
(すでに頼ってる)

当時通っていたスクールでみんなが持ち寄ってくれるお菓子で空腹を満たしたり。
(通ってる生徒さんは、個人エステを経営してるお姉様方が多かった)

知ってますか?
食べる物がお菓子だけなら、意外に太らないんです。
それでなんとか、空腹をしのいでいました。

だけどさすがにお風呂は入らないのはありえないでしょ?
光熱費払えないって相当恥ずかしかったけど、
背に腹は替えれず2駅先住んでる友達に、恥を忍んでお風呂を借りたり。。

なんとか20歳でトータルビューティーサロンのアイリストとして入社。

それと同時に宣言通り(ドヤァ)
夜のバイトも辞めたのでお金がない状態は続く
お湯が出なくなった時はサロンのシャワーブースを怒られるまで勝手に使ってました。

で、わかったことがあります。

ライフラインの支払いって
人として絶対止めたらいけないと思ってたんですけど
けっこう待ってくれます。
しょっちゅう携帯も止まってたおかげでメールに
返信しなくても良いキャラにもなれた。
全然生きていけるんだなって。

そして一番に気づきは、
どんなに恥ずかしくても自己開示をして
「助けて!」と言えることがとても大事ということ。

人との繋がりって本当にかけがえのないもの。

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