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下校の途中にヤドンのしっぽを千切って噛む
ヤドンの尻尾は甘いらしい。
シッポの さきから あまみが にじみでている。えいようは ないが かんでいると しあわせな きぶん。
さらに簡単に千切れるし千切れても痛くないというトカゲの様な生態らしい。
ながい しっぽは よくちぎれる。 とくに いたみも かんじないし すぐに はえるので きにしない。
ヤドンのしっぽを ほしたあと しおみずで にこんだ りょうりは アローラの かていの あじ。
俺はその話を聞いて、ポケモンの世界の小学生が下校帰りにヤドンの尻尾を引きちぎって噛みながら歩いているところが思い浮かんだ。
俺たちが下校帰りに花の蜜を吸っていた様にだ。
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ヤドンはぼーっとしているから子供が後ろから忍び寄って尻尾を引きちぎっても気にしないだろう。
そして引きちぎった尻尾を噛んで甘みを感じなから家への帰路を歩く。
そんな子供達も成長してから、あの頃そこら辺にいるヤドンのしっぽを舐めてたのって衛生的にやばかったな、なんて過去の記憶を振り返るのだろう。
そんな、カントー地方の日常の一コマ。