時間通りにやるべきことを終わらせる方法

時間・効率が昔から好きだった私が日々痛感していることは、「どんなに効率を上げてもやるべきことは終わらない」ということです。
自己啓発本や時間監理術にかけている時間をもったいないと思いながらも手に取ったこの本で、時間を自分のものにでき始めていると感じています。

YOUR TIMEを読みました。


時間術を駆使しても限界がある、想起と予期の濃さによって時間監理術を分けるのが良いと言った、自己啓発本ではあまりみられない具体的な対策を科学的な手法によって紐解いています。

自分の場合
短期的(〜1年)予期が濃く、想起が肯定的
中長期(3年〜10年) 予期が薄く、想起が肯定的

目の前のタスクには追われているが、中長期で見るとどこか楽観的で目的に迎えていない、そもそも目的が抽象的であるという点が問題でした。

(最近読んだ「THINK AGAIN」と言う本で、中長期的な目標は不要という話もありましたが、
数値的ではなくイメージとして中長期的な考え方は大事かなと思っています。)

個人的な気づきと追加した習慣を以下にまとめます。1-3は本書に載っていて追加していること、4、5は自分なりにアレンジ+大きな効果を実感しています。

1、プリコミットメント
2023年以前は予定を埋めるために遊びを入れるくらい予定を埋めるのが好きでした。
現在は自分中心の予定に変えたため旅行や遊びの予定を入れるのを少し躊躇するようになっていました。
日常のタスクを早く終わらせる目的で、衝動的ではなく目的を持った旅行・遊びを入れることを2024年3月から意識しています。
そこから活動・タスクの完遂率が明らかに上昇しています。

2、気になっている問題を仕事とプライベートに3つ録音
録音アプリに不安を吹き込む 書くより簡単で感情を乗せやすい
記録すると覚えようとする気持ちが減る(写真を撮ると記憶力が下がる)
旅行で写真を撮らないで経験するというのもいい

3、プランニング
熟慮プランニング
「何かあったら立ち止まって対策を考える」
と見える場所に貼る
自分の場合は4日に1回リマインダーが来るようになってます。

障害プランニング-If-thenプランニング
起床後すぐ計画を立てています。
3つ必ずやりたいことを書き出し、その3つに起こりうる障害を3つ書いて、対策を打ちます。

4、想起改善ログ
個人的に、5番と並ぶ有効さだと感じています。
やりたくないと思ったことがあったら5分やってみて感情の変化をonenoteに記録しています。
・実験的思考になり、行動へのハードルが下がる
・自分のバイアスに気づくことができる
の2点の好循環から、新しいことに挑戦できやすくなっています。

5、タイムログ
a time loggerというアプリで時間記録を2024年3月から行っています。
applewatchで時間の切り替え、iphoneで記録の確認をしています。
時間を記録するのを今まで試してはきましたが、仕組みがうまく働かず幾度となくあきらめてきました。このアプリを使用してからログが習慣化できたかつ大きな効果を実感しています。

以上が本書から学んだことです。
派生した記事(リマインド、想起改善、ログの具体的な方法)は追って出します。
何か一つでも参考になれば幸いです。

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