達成の科学を読み、自己啓発と距離を置くことに
達成の科学を読みました。
最近自己実現系の本を数冊読みましたが、ほとんどがフォレスト出版からのものでした。
以上の記事などを参考に苫米地氏について調べましたが、明らかに怪しい点が多い人だとは思います。
そのうえで、読んだ2冊の本はいずれもフォレスト出版であり、少し信用性に欠けると感じざるを得ません。
また、本著者においてもwikipediaで見つけることはできませんでした。
アイスホッケーの選手しか出てきませんでした。
話していることは、苫米地氏アファメーションに類似していることが多いことに加えて気づきはいくつかありました。
1.ブリーフにおける感情プロセスを私は無視していた
アファメーションにおいて、内発する感情を変えるというプロセスがあることを私は無視していままで計画を立てていました。
心から信じることで、プロセスそのものが楽しくなっていくことができるのであれば、アファメーションにも価値があると思います。
2.自分の物差しが思ったよりも世俗的だった
年収目標を達成する→なぜその年収を達成したいのかを深掘りするということを著者は繰り返し話して言いました。
苫米地氏の世界から戦争と飢餓をなくす、よりも世俗的かつ身近な発想で、彼はその上で自分に幾度となく質問を投げかけることでニーズを明らかにしていました。
ただ、より年収を上げるためにやっていたことは「わくわくする目標を立てる」という抽象的な帰結になっていました。
行っていることは認知行動療法に近く、その上で自分のコンフォートゾーンを高い目標に移すという点では苫米地氏と類似しています。
この本は実践的であったため、この本のワークを最後にアファメーション系統の本とは少し距離を置こうと思います。
釈迦の教えや、苫米地氏の知識については学ぶことが多かったので、非常にいい3日ほどになりました。
SMART TALKというアファメーションの英語版があるので、そちらは英語学習用に使用して、アファメーションも効果のほどはわかりませんが実践していきたいと思います。