先の展開が気になりすぎる!! 恋愛×ゾンビサバイバル『生き残った6人によると』【漫画紹介#8】
これまでの20年の人生で5000冊以上の漫画を読んできた私、イズミがおすすめ漫画を紹介します!!
今回は、ドラマ化してるのにみんな知らなすぎない???って漫画です!!!
『生き残った6人によると』山本和音
KADOKAWA ハルタ vol.76~
既刊6巻(2024年10月1日現在)
初回は、2022年にはドラマ化もされた作品『生き残った6人によると』。
ただ、誰も知らない!!知られてなさすぎる!!こんなに面白いのに!!
『生き残った6人によると』を読むには
カドコミでは1話、Xでは2話まで無料で読むことが出来ます!!
あらすじ
千葉で発生したパンデミックにより、ゾンビが蔓延する世界になってしまう。
そんな中、女子高生の水上梨々はショッピングモールに避難すると、そこに逃げ込んだ5人の男女が。梨々は彼らと共に生活することになる。
しかし、彼らはただ生き残るだけではなく、限られた資源の中で人間関係を築き、恋愛感情を抱き始めていく。
ゾンビの脅威に怯えながらも、若者たちは自分たちの感情と向き合い、人間としての在り方を問われることになる。
感想
『生き残った6人によると』は、たまたま本屋で本棚を眺めていたタイミングで目に入ったのですが、それはもう完全なジャケ買い。
これはエンターブレイン*¹の漫画に共通して言えることなんですが、表紙がとにかくおしゃれ。画像じゃわからないと思うんですが、カバーの材質も通常とは違うものですし、ポップな絵柄とドでかいタイトルロゴ。そして、そのタイトルもなんかロマンチックじゃないですか。
そんな表紙から惚れてしまった漫画の内容なんですが、これまた超面白くて。
ポップな絵柄ではありますが、ゾンビ自体も構図や魅せ方はちゃんとホラーテイストで怖くなってますし、ゾンビとの格闘シーンの迫力もあるので、ハラハラが止まらない。しかも、恋愛を絡めた人間関係の要素もあってそちらもドロドロしていて怖い。
そして何より、衝撃展開の数々。
『生き残った6人によると』ってタイトルなんだから、最初からいる6人の男女で生活していくもんだと思う訳ですよ。
しかし、とあるキャラクターが死ぬんです!!!
え!!??ここで走る衝撃。
そして、さらに追加される2名のキャラクター。
え!!??ここで再び走る衝撃。
そう、新たに追加されたキャラクター含め、合計7名。この中から少なくとも1人死ぬんですよ。生き残れるのは6人だけだから。
こういう衝撃的な展開が毎巻毎巻用意されていて、明らかに計算してるよなってほど、毎巻毎巻ヒキがとんでもなくて次巻が待ちきれなくなってしまいます。
とにかく読んでください!!できれば2巻まで。
2巻まで読んだらこの漫画に夢中になること間違いないです!!!!!!
*¹ KADOKAWA内のブランド。前身は株式会社エンターブレインだったが、KADOKAWAに吸収合併されたことにより、現在はKADOKAWA内のブランドとなった。
『生き残った6人によると』を読んだ人におすすめの漫画
『三郷市総合体育館裏階段にて』山本和音【読切】
作者・山本先生の描かれている読切。
山本先生の漫画は、長編も良いんですが短編も最高なんです!!
短いページに詰め込まれた爽やかさと、苦さを堪能してください!!
『よふかしのうた』コトヤマ【全20巻】
こちらも、ジャンルでいうと変則的なラブコメ作品。
爽やかなんだけど、ビターな感じもあるのが山本先生の作品と近い気がします。
詳しくは、以前『よふかしのうた』について書いた記事の方を読んでください!!
『ホテル・メッツァペウラへようこそ』福田星良【既刊5巻】
『生き残った6人によると』と同様、エンターブレイン・ハルタにて連載中の本作。
やっぱりハルタの作品って、おしゃれかつ、心情表現が丁寧なんですよね。