天国の犬に教えて貰って謎が解けた!人間と動物の生き方の違い(ACの便利な使い方)
畑仕事も佳境に入り、連日熱さと闘いながら野菜作りに励む自然農2年目の岡本です。いよいよ自然野菜の販売を始め、美味しい野菜の話もしたい気持ちは山々ですが、今日はアニマルコミュニケーションの話。前から書こう書こうと思いつつ、書いていなかった人と動物との生き方の違いについて天国の犬から教えて貰い、謎が解けたのでご報告します。
前に「動物と人間の生死観の違い」について書きましたが、動物達は魂ベースで生きているのに、人間だけが肉体ベースで生きている事が不思議でした。これについて、天国にいるハナちゃんという犬に質問してみました。このハナちゃんは私のアニマルコミュニケーションの先生の愛犬で、既に亡くなっているのですが、どんな質問にもとてもハッキリと明快に答えてくれるので私は会った事はないけど大好きなのです。ハナちゃんが教えてくれたのは、「人間は文明を持つようになってから頭で考えるようになり、魂で生きられなくなった。」ということでした。これを聞いて、「おぉ、そうだったのか! さすが、ハナちゃん!」と感激すると同時に納得しました。人と動物との違い、それこそが文明だと改めて気付きました。
「生まれたらいつか死ぬ。」これは誰でも知っている事ですが、人間にとって死はとても大きな意味を持っています。死が全ての終わりであり、多くの人が「死にたくない」「長生きしたい」と願います。飼っているペットに対しても、「少しでも長く生きて欲しい」「別れたくない」と思い、動物病院へ連れて行き、病気の治療をしたり、療法食を食べさせたり、自分の体以上に動物の健康に留意したりします。一方、動物達は死に対してどう思っているかと言うと、至極当たり前で自然な事だと受け止めています。咲いた花が枯れるのと同じ、或いは季節が巡るのと同じように当たり前の事なので、人間が死を恐れたり、少しでも長く生きようと努力したり、ペットである自分達との死別を酷く悲しんでペットロスになったりする事に戸惑いすら覚えます。動物達にとっては長く生きるのが大事なのではなく、「どう生きるか」が全てです。ある小型犬は飼い主さんにとても大事に可愛がられていましたが、ある時、心臓に異常がある事が分かり、それまで貰っていたオヤツや大好きだったキャベツを食べさせてもらえなくなりました。飼い主さんは少しでもその子に長生きして欲しくて獣医さんから許可されたフードだけを与えるようにしたのですが、その子はとても不満でした。その犬の言い分は、「ボクは今、凄く元気だよ。なんで食べたい物を食べさせて貰えないの? 好きな物を食べられないで長生きするなんて意味がない。」でした。
動物達は魂で生きているので、肉体がただの乗り物である事も知っています。「死ぬって事は、肉体があるか無いかだけ。」と言う犬もいました。肉体は死んでも、魂は形を変えて生き続ける。だから、死は花が枯れるのと同じで悲しくも辛くもなく、ただ当たり前。生きたいように生きられない事や痛みに苦しみながら生きる方が辛いし、死なないように無理やり生かそうとする方が不自然で違和感を感じる。「季節は巡るものなのに、何故あなたは私をここに留まらせようとするのか。」というのも、ハナちゃんが生前に言っていた言葉。
私自身は霊感などもなく、魂の存在や前世なんていうものも信じていませんでした。守護霊だのカルマだのいう人達は、怪しい詐欺師だと思っていましたしたので、「生まれ変わり」なんかも信じていませんでした。でも、動物達がみんなそう言うし、動物達は除霊だなんだでお金を巻き上げる詐欺師ではありませんから、きっと本当なのだと思います。私も文明を持つ人間なので魂の存在を感じる事はできませんから、動物達との死別は単に肉体との別れと言われても、その肉体が全てなのでできればずっと一緒に生きて欲しいと願います。或いは、動物達と同じように魂ベースで生きられれば、死別も辛くないのかも知れません。
私の動物達への次の質問は、「どうしたら人間も魂ベースで生きられるか?」です。今から文明を全て捨てて生きるのは無理ですが、それでも何か方法はあるのか? 動物や植物は、人間よりも遥かに多くの知恵を持っているので、相談できるととても便利です。悩みもカウンセラーにお金を払うより、木や動物に相談した方が余程、有意義な答えを得られます。私が住んでいる地域は、野生動物が多く、畑の農作物が動物達に食べられてしまうのが悩みの為。皆さん、電気柵やネットを張っていますが、動物達はお構いなしに入って野菜を食い荒らすので困っています。私の畑にも鹿が来たので、「畑では私が食べる野菜を作っている。あなた達が食べる物が無いと困るように、私も畑の野菜を食べられてしまうと困る。あなた達を殺したくないけど、畑の中に入ってきたら罠や銃で殺さないといけない。だから畑の中の物は食べないで。」と伝えました。鹿たちは、畑に入ってはいけないとか、人間が迷惑しているとかいう意識は全くなく、ただ美味しいエサがあるから食べているだけで、畑の周りの柵などは山の中に倒木があったりするのと同じ感覚だったようです。これを伝えてから、鹿たちはうちの畑には入らず、お陰で野菜も荒らされずに育っています。鹿たちの大好物であるトウモロコシも、無事に収穫できました。鹿以外の畑荒らしをするハクビシンやキツネ、タヌキ、テンとはまだ話していないので、いつ野菜を食べられるかヒヤヒヤしていますが、顔を合わす機会があれば(アニマルコミュニケーションは写真や実物など相手が特定できないと会話できないので)話し合ってみたいと思っています。