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離婚調停

1度目の調停の申し立ては
こちらの要望には全く聞く耳をもたず
離婚には応じてくれなかった

調停は数ヶ月に一度しかなくて進むのが遅い
そして元夫の驚きの主張を聞くたびに
毎回唖然としてしまう

気がおかしくなる
どんどん気持ちが弱っていく
いつになったら
永遠に離婚できないんじゃないか
と思ってしまう

ずっと私は元夫のペースに
のまれてしまっている
相手の思考を想像して混乱して落ち込む
筋は通ってないから
考えても意味はないのに
でも渦中いると何も見えなくなってしまう



もう一度調停の申し立てはするけど
このままだと同じことになりそうな気がした

今度はきちんと調べて
モラハラを専門で扱っている
弁護士さんにお願いすることにした

渦中にいる私を少しづつ外へ出してくれる
柔らかく頼もしい温かい人だった
つたない私の話をまっすぐ聞いてくれた

2度目の調停では絶対離婚に応じてもらいたい
もし2度目でも無理なら裁判になってしまう


裁判の資料を作るために
起きたことを細かく客観視して
裁判長に主張しなくてはいけない
何がいつ起きたか
何を言われたか
それに何と応えたか
残っているメール
相手の態度や表情や声の感じを思い出す

ひとつづつの出来事を
もしかして私が悪かったのかな
と思ったり思わなかったりしてしんどい


裁判中に相手と同じ場所に居合わせるし
さらに人前で話さないといけない

もう忘れたいのに

裁判に向けての資料を見ると
甲とか乙とか書いてある
ドラマで見たことのある硬い文章
ほんとに裁判だ…

それでも離婚のためにがんばろう
なんでもやってやる
絶対離婚する

こんなことにまでなって別れないなんて
ただの執着でしょ
自分の思い通りにしないことへの復讐

もしかしたら世間体かもしれない
お義父さんの顔色を気にしてるのかも

また相手のナゾの思考を想像してしまう
もうどう思ってようがどうでもいい
私がやることは決まった

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