目標を設定することの意味
もう5月が終わり6月になろうとしています。
初夏の訪れを感じる今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
2022年も気が付けば残り約半年。時間が過ぎ去る速度は日に日に増していくように感じます。過去と今、時間は等速に流れすぎているにも関わらず、です。
そんな過ぎ去る時間の中、我々は改めて時間の重要性に気が付きます。
時間は有限です。限りある時間をどう使うかで、どのような未来を歩むか決まってしまうのでしょう。誰しもが一度は、限りある時間を最大限有効活用し、輝かしい未来を掴みたいと思ったのではないでしょうか?
その未来を掴むために多くの人は【目標】を設定し、その目標を達成しようと【モチベーションの維持・向上】を模索します。そしてたいがいは【3日坊主】で終わると・・・似たような悩みを抱えている人は多いと思います。
このようなことが起きているから、時に人は【目標を設定する】ということに対して「作る意味はない」とか「時間の無駄」と主張し自分を正当化します。その気持ちはよくわかります。
きっとそう思っている方も、昔は目標を作ったことがあるのだと思います。
今回は、最近読んだ本で【目標を設定することの意味】を分かりやすく説明しているものがあったので、ご紹介させて頂きます。まだ目標を設定していない方。まだ遅くありません。
以下今回使用している書籍になります。
書籍:神モチベーション「やる気」だけで人生は思い通り
3つのやる気
目標を設定し、その目標に向けて走るためには【やる気】が必要です。
今回紹介する書籍ではこの【やる気】には3つあると解説しています
①ハイモチベーション
「よっしゃ!頑張るぞー!!!!」という人。例えば資格勉強の為に書籍やノート、ペンなどをばっちり揃えたが買っただけで終わってしまうようなこと。あるあるですね。
②アクションモチベーション
「やる気があるから動けるのではない。動くからやる気が出るんだ」という主張の事。誰しも1回は聞いたことがあるのではないでしょうか?
③ギャップモチベーション
「電車に乗り遅れる!急がなきゃ!」というという感情から行動すること。
一見するとギャップなのか?と思ってしまうかもしれませんが、「電車に間に合って乗る」という理想と「電車に間に合わずに乗れない(可能性がある)」という現実でギャップが出来ていることを理解頂けますか?
①と②のやる気の欠点
この著者は①と②のやる気には次の欠点があると説明しています
①「ハイモチベーション」の欠点
「上がったものは必ず下がる」という節理があります。
例えば、体温が上がった時のことを想像してみましょう。そのまま上がり続けてしまうでしょうか?違うと思います。体は生理的に体温を下げようと汗を出して、結果体温は下がると思います。例えばジェットコースターを想像してみます。ずっと上がり続けるでしょうか?違うと思います。必ず下る時があります。
これはやる気にも同じことが言えます。
一時的に高揚したやる気は、短期的に見れば良い事だと考えられますが、
「今の自分を変える」ことは短期的には達成出来ないものであると思います。以上が「ハイモチベーション」の欠点だと紹介されています。
②「アクティブモチベーション」の欠点
この「アクティブモチベーション」の欠点はズバリ「動けるなら苦労しないよ!汗」ということです。よくわかります汗
動くための「やる気」が無いのに、動いたら「やる気」が出てくるってよくよく考えると「何をいってんだ!!!」って感じですよね汗
③「ギャップモチベーション」の凄さ
人間は、ギャップを感じると勝手に動き出す生き物だったりします。
上記の例で例えると「電車に間に合って乗る」という理想が手に入らないと分かると、自然と走りだすのではないでしょうか?そんな経験はありませんか?
決して「やる気を出さなきゃ!」と思って走り出すことはないはずです。
改めて目標について考えてみる
ここで今一度、目標を設定することを考えてみます。
きっと「目標」と「現状」には大なり小なりギャップが発生していると思いますが、いかがでしょうか?
もしギャップが発生したのであれば、その時に『今のままではいけないよな・・・』って少しでも感じませんでしたか?
自分自身には甘々だけれども、少しは厳しく出来そうじゃないですか?
著者はそのギャップを認知している感覚を持ってほしいと主張しています。
意図的に出すべきなのは「やる気」ではなく「ギャップ」です!
「ギャップ」を認知すればやる気が無くても走りだせるようになります。「電車に乗り遅れる」という事象がそれを証明しているはずです。
目標を立てるということは、つまり【意図的にギャップを作り、勝手に走りだせる環境を作るための】行動ということです!
この記事を読んで下さり、少しでも興味を持ちましたら是非読んでみてくださいね!
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