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香りの答えは自分が知っていた

こんにちは!ivyです。
みなさま本日はどのような気分でお過ごしでしょうか。


さっそくですが、みなさんは香りに対してどういう印象をお持ちですか?
癒し?空間演出?それともくさい?笑

私にとって香りは、いま自分はここに存在しているけれど、嗅いだ瞬間別の世界に身を置くことができるものだと感じています。

たとえば、柑橘系を嗅ぐとどんよりした心が一気に晴れたり、樹脂系の香りを嗅ぐとどっしりと前向きな気持ちになったり。
シンプルに言うとそういうことです。



アロマって怪しい、気の持ちよう、などと思われている方も多い気がします。
香りも占いもそれぞれ目的は違うけれど、目に見えないものってどうしても抽象的で間違った形で捉えられやすいのがもったいないなぁ〜



ただ、香りは科学なんですよね。
植物から抽出して広がる成分が私たちの嗅覚に触れる、それが香りというものです。

香りを嗅いだ瞬間、自分がどう感じるか。
その時に感じた自分の心だけがその香りの答えを知ることができる。
これが出会いであり、それで十分なのだと思います。


本日の香りのご紹介「アンジェリカルート

この精油の名前、聞いたことありましたか?
今や大人気のブランドのDiptyque「オーデサンス」の香りに使用されている香りのひとつです!

私はこの「オーデサンス」というフローラルで壮大な香りが大好きで最近知りました!



では、そんな香りに使われているアンジェリカとはどんな香りなのでしょうか。
また、どんなストーリーを持っているのでしょうか。

📚Story


遠く離れた北の地に、天使たちが守ると言われる神秘的な草、アンジェリカがありました。
この植物は、"Angelica Archangelica"という名で知られ、天使の草とも呼ばれていたそうです。
冬を乗り越え、夏を生き抜く力を持つこの植物は、まるで天からの贈り物のように、人々に希望と癒しをもたらすとされています。
アンジェリカは、スカンジナビア、ロシア、アイスランドなどの寒冷な地域に自生しており、特にその根からは、強力な精油が抽出されます。


🌿Journey

春が訪れると、アンジェリカの種は大地に抱かれ、夏の間、太陽の光を浴びてゆっくりと成長します。
彼女は、自らの根を深く、そして広く地中に伸ばし、生命力を蓄えます。数年の歳月をかけて、彼女は満を持してその真の美しさを開花させるのです。


🌱Aroma

そんな美しいアンジェリカの香りは土っぽく、やや甘く、心を落ち着かせる香りを持ち、人々に安らぎを与えます。



アンジェリカルートは、生命力と、天からの贈り物という伝説を、今もなお世界中に広めているのです。
アンジェリカルートの精油は、自然の恵みと人々の知恵によって、世界中の人々に癒しをもたらすための旅を続けています。




植物のストーリーを知ると、とんでもない生命力の強さを感じることができますよね。

なんて香りはロマンチックなんだろう、
知れば知るほど魅力が増すばかりです!

香りひとつとっても誕生の仕方も違えど性格も違う、
私たちにもたらすパワーも違う。

香りは生きているんですね。


では、また次回お会いしましょう👋