スペイン戦を見て思うこと
7分、長かった。ブラボー!ブラボー!!ブラボー!!!
珍しく早起きして、最初からしっかり見た。出張中なのでテレビとAbemaと同時視聴していた。ディレイがあるのが面白い。Abemaが20秒ほど遅いが、それも面白い。解説は本田圭佑さんの勝ちかな。今度また見よう。
戦術的なことは、専門の人がいろいろ言っているので、そちらの方が絶対面白い。私は戸田さんとか闘莉王さんとかのが面白いなと思った。松木さんの勢いや岡田さんの冷静なのも良いけど、世代交代感がある。コラムだと後藤さんとか宇都宮さんとか、好きだ。最近はあまり読んでいなかったが、とくに宇都宮さんは鋭い戦局分析が良い。
コスタリカ戦は、前半外でスマホで見て、後半家で見た。ユニフォームも後半からしか着れなかった。今回も着れなかった。出張に出る時点では金曜日に外にいるか微妙で、かつコスタリカ戦の敗戦で悩んだ。気の緩み。迷い。
それでもやはり、代表の勇姿はリアルタイムで見たかった。素晴らしかった。耐えて、耐えて、耐え抜く。強い相手に、辛抱して勝つ。泥臭い。渋い。気持ちの強さ。熱い想い。
注目度が低いことで、いい意味で集中していることは前にも書いた。拾う拾う。前から、というか前めにプレス。ドイツよりも、拾いやすい?11分での失点はある意味、すべてを捨てられたのだろうか。コスタリカ戦での36分の失点とは違う。これはあとは、やるしかない。
後半から変えてきた。久保くんはとても良かったので残念。長友も良かったが、プラン通りか。そうこうしているうちに、日本の時間が突如、やってくる。堂安律のシュート。痺れた。流れの中で振り抜いての強烈なミドル。そして、ライン超ギリギリ(1cmとか??)に残ったボールをスピードスター三笘が上げ、田中碧が押し込んで、逆転!いや何とも。このわずか3分間だけ、日本の時間だった。そう、あのコスタリカにやられたシュートの時間のような。
さて、守る時間。守備の安定感が漂う。危険の芽を摘む動きが徹底されていて、集中している。気持ちが切れていない。ゴール前の危険なエリアへの侵入を許さない。スペインの方は緩みなのか焦りなのか、ゴールが遠い。
最後まで、守る。手に汗握る時間。でも安定感がある。最後になるにつれ、吉田麻也の安心感が感じられた。落ち着いているように感じた。ピッチの中の選手が、強く信じているように思えた。手応えがあったのだろう。最後の冨安→遠藤の投入が良かった。安心感が増す。
最後のフエが、遠い。長い、長い7分間のアディショナルタイム。勝利によって、なんと1位通過。これは、ものすごいことです。優勝国が2国あるグループで、その2国に勝って1位通過とは。ジャイアントキリング、それも2回も!
さて、次はクロアチア。モドリッチを中心にしたクレバーなサッカー。シュケルとか、ボバンとか懐かしい。楽しみでしかない。勝つかも?あとは、気持ち。実力は、証明済み。守って、勝つ。素晴らしい。泥臭くてもいい。美しくなくてもいい。勝って、新しい景色を、日本に、世界に魅せて欲しい!
ブラボー!ブラボー!!ブラボー!!!
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