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【コロナ感染リアルリポート7】終わりの見えないコロナ感染@入院5日目

この記事を読んで頂いている数少ない方々は良くご存知だと思うが、私は物事を深刻に考え過ぎるところがある。考えが深いと言えばカッコいいが、無駄なこともたくさん考えているので、まったくもって大したものではない。全部捨てても良いくらいだ。

今回のコロナ感染はそういった意味では、強制的に考えをフルリセットしてくれた気がして、ある意味、感謝している。人生2回目の生死をさまよう体験。これは3回目は死ぬだろうな。8年後の2029年は、気をつけよう。

いや待てよ、まだ生き延びると決まった訳ではない。たしかに今日の夕方をピークに熱は下がりつづけ、平熱レベルで落ち着いている。うれしい。熱が下がってくれるだけで、全然違う。しかし、酸素注入は4Lまで増量し、注入用の本格マスクまで支給された。これでやっと人工呼吸器予備軍の感じがする。そう。肺炎の悪化なのか、息苦しさが急激に増してきた。

早朝から先生の診察

寝覚めは良く、というか早起き過ぎる時間に目が覚めた。起きたばかりは熱がそんなに高くなかったが、起きているとぐんぐん上がり、朝ごはんを食べる7時頃には38.9度に。これはまた上がるのが早いこと。今日も来たか。カロナールはもちろん飲んでいるが、上がりも抑えられずトップラインを下げるのに貢献してはくれていたかも(それでも39.3度まで上がった)。

朝食後、久々に先生の診察。問診と、採血と、方針説明。点滴を入れるらしい。「一応明日が出所日なんですけどぉ」と聞いてみると、まだしばらくかかるよ、とのこと。熱か、咳か、息苦しさかどれかが改善してそれから数日ということらしい。入院延長確定。ゴールデンウィークまで入院かな、、、

先生も日曜日の早朝から本当にありがたい。このオジサンのクサイ病室で二人きりで、先生自ら採血と点滴用の処置まで。コロナで医師がやらなければならないことになっているのか、またはこの病院の方針なのかは分からないが、日本のお医者さんて、すごいなと本当に思った。ものすごい勉強して医者になったのに、それでこんな立派な病院の副院長にまでなられたのに、オジサンのむくんだ血管の出ない腕に注射針を刺すとは思わなかったろうな。先生、私はリスペクトしてます。感謝です。好きです。ぶっちゃけ、今日少しときめきました。

その後看護師さんが点滴を持ってきてくれて、先生に処置していただいた管から点滴投入。あ、点滴って、冷やっこいのね。これは気持ちいい。あと、苦い。なんかクスリも一緒に入っているんかな。

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