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#10 くららのワーホリ日記_ただいまRainbow

こんにちは、くららです。
なんだか口内炎ができた気がします。
お誘いが多いから外食や飲酒が多いからかも知れない…

ちょっと気をつけないと。

地元に帰省中。2日目。
弟のアパートにお邪魔させてもらっているのですが、ちょっと築年数が古く、彼のお家の和室で寝泊まりさせてもらっています。

私は畳の匂いが好きです。
障子から朝の風が抜けてふわ〜ってなるのがなんとも。落ち着く。

帰国して家を借りるなら和室の部屋を借りようかな。

まどろみながら昼までゴロゴロ過ごしていたら、早朝からキノコ狩りに行ってた弟が帰ってきて、「あ、やべ。そろそろ行動しないとな〜」とのんびりしすぎたことにちょっといっけねと思った。

お腹がすいてきた私はそろそろ出掛けてランチでも食べに行こうと思い、弟は行ってくるわと言って自転車で出勤していきました。
ちゃんとおっさんの背中でした。


秋の長野市は街ブラしているとどこからともなく金木犀の優しい香りが漂ってきて、なんだか不思議と懐かしい気持ちとどこか寂しい気持ちにさせる。

あの現象ははなんでなんでしょうね。

私の住んでいるところにはあまり金木犀を植えているお家がないからなのか、全然そんな気持ちにはならなかった。
だからこうゆう気持ちになるのは地元特有のものなのかも知れない。



いつもの通り、変わらないカフェ。
私が中学生の時から通っている場所で、私が「いつかお店をやりたい」と思ったきっかけの場所。
マスターはもう50を過ぎているらしい。早。
今年で56になるらしい。
私は31なんだから、それもそうか。笑

私の家庭環境がぐちゃぐちゃだった学生時代。
ここは私にとっての逃げ場でもあり、いろんな大人との社交場でもありました。
世の大人は当時の自分が思っているほどしっかり生きていなくても、生きていけることを私は学んだ。

いろんな人間がいていいんだなと思った。

中には「こいつはやばいクズだ」と思う人も出会った気がするけれど、それでも、私には関係のない世界だってだけで(関わりたいわけじゃないから)別に存在していてもいいんだなと思った場所。

勉強は真面目にやるべきだとか、雇用は正社員じゃないとダメだとか、結婚するまでセックスはするもんじゃないだとか。
そんな型にハマらなくてもちゃんと幸せそうに笑って生きてけるんだなと教えてもらった場所。

金欠少女だった当時の私は、350円のフライドポテトを「半分にして」って言って150円で出してもらって、ホイップクリームがトッピングされた抹茶アイスで長時間居座るのが得意だった。
高校生の時、そんなカフェで出会った小中高全然違うけれど同い年だった子は、恋愛の好みも価値観も趣味も全く違うけれど、今でも付き合いのある大切な友達である。


私はこうゆう「居場所」と思えるような場所を自分でも作りたいと思った。
今のもし起業したら〜の妄想はもう少し大きいけれど、シンプルにカフェをやりたい原点は、「誰かの日常をちょっとでも幸せにしたいから」。
そんな夢を叶えるためにも絶対オーストラリアでバリスタになりたいなって思う。

ラテアートが描けるようになりたいってよりも、“MY  COFFEE”がある文化がいいなと思うんですよね。自分のお気に入りがある。日常に寄り添える場所がある。友達とのおしゃべりだったり、自分と向き合う場所だったり、新しい誰かと繋がる場所だったり。
私はそれが「カフェ」だと思うから、カフェをやりたい。

お〜〜〜、なんか、今日はえらく長く書いちゃったな。笑

今日も読んでくれてありがとう。Love ya.

くらら/Clara
長野県出身 1993年生まれ

諦めかけてたワーホリに行く夢をギリギリで叶え始めました。
地元帰省中。畳の匂いや金木犀の香りで癒される自分はやはり日本人なんだなと思った。お腹も心も満たしてくれる私のお気に入りのカフェ。こうゆう場所を作りたい。私は改めて「誰かの日常をちょっと幸せにする」カフェを作りたいなって思いました。

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