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#11 くららのワーホリ日記_人生が満たされてると感じるひとは、きっと喜ばせごっこが上手なひと

おはようございます、くららです。
長野3日目。
昨日は久しぶりに図書館に行って本を読んできました。
凄くシンプルだけど、刺さる本があって、その中から当たり前だけど私にズキュンときた言葉があるのでちょっと紹介したいと思います。

大きなことでも、小さなことでもいい。考えるだけじゃなくて行動する。

未来像だとか、将来の見通しは、まるで夢のようなものだから叶えるためには行動しないといつか消えてしまうものだという。
確かに。夢とは眠っている間に見るものだから現実味を帯びていない。
だからこそ誰にでも描ける。
夢はとても自由で、不確かだからこそ大きくても小さくても、どんな形であっても構わないと思う。
ただ、その夢に信念が加わってより情熱を帯びた「夢」になるのなら、それはきっと行動しないと叶わない。
当たり前のことだけれど、新しいことを始めようとしている自分に凄く刺さりました。

リーダーは挑戦して失敗する機会を仲間に与える。

30年も生きていれば、その中で「良いリーダー」と「悪いリーダー」に誰しもが会うと思うんです。
私はそうゆう人たちに会った時、なんであの人は素敵だと思うのに、この人といるのは苦しいんだろうと思うことがしばしばありました。
私なりの答えは、そこにリスペクトがあるかどうかだなと思うんです。
主観的に怒ったり、相手や状況をコントロールしようとしたり、余裕がなかったり、人格否定したり、そういう人はあんまりリーダーに向いていない。
どんな時でも感謝を忘れずに相手に接することができたり、教えるというか、知識を育んだり情熱を灯すのが上手な人はリーダーに向いていると思う。
できなかったことに対して「なぜできなかったのか?」を咎める人か、一緒に考えれる人かどうかだなーなんて思っていたから、この言葉は私の思いに的を得ているなって感じました。

旅には2種類あって、それは「何かから逃げる旅」と「何かに向かっていく旅」だ。

私は23の時に母親を病気で亡くした。
元々そんなに長く生きれないことは前々から知っていたし、覚悟をして生きてきたつもりだったけれど、想像以上に私は病んだし、前を向くことに凄くすご〜く時間がかかりました。
今思うと別にそれは普通のことだなって思うんだけれど(だって身近で大切な人が亡くなったら誰だって辛いし)、当時の私はお金も心も貧しかったし、体もボロボロだった。
だから当時一緒にいてくれた人たちの大切さにも気づけなかったし、そもそも自分がどうやって生きていけば分からなくて田舎に逃げた。
「何かから逃げる旅」がダメなことだとは思わない。
クソミソに病んで、コロナ禍だったのも手伝って強制的にひとりになって、自然と暮らしたから今の私がある。

そして今度は「何かに向かっていく旅」の準備途中にいる。
私は怖いな・不安だなと思う反面、この旅で得られることができる「何か」に凄くワクワクしています。
きっと多くの挫折や失敗もあるだろうけれど、全てが糧になることを私は「何かから逃げる旅」で学んだからちっとも怖くない。
起こってる出来事が変わらなくても、受け止め方で全然変わるって知ってるから。すぐには向き合うことができなくても、立ち止まっても、何度も同じことを繰り返す中で気づくこともできることを知ってるから大丈夫。
※でも英語の勉強は流石に抜かりすぎてるのでやらないとヤヴァイ…

人生は難しいことや危ないことが多いから、ひとりで歩いていこうなんて人はちょっとおかしい。

これは間違いなって再確認。
ほんと、人はひとりじゃ生きていけない。産まれることもできない。
死へ旅立つこと以外はひとりでできない。
私はこの3年間、自分が35になるまでには自分にとっての仲間を見つけたいなって思っています。
それは決して自分のためだけじゃなくて、たくさんの人に愛してもらって、助けてもらって、幸せだなと感じるようになれた今があるからこそ、愛を還元できることをしたいなって思うんです。
まだまだふわ〜っとしているから、これだー!と思うビジョンを描けてないけど。きっとこの旅の中でどちらとも出会える気がしています。


人生の価値は自分のために何をするかでは決まらない。私たちの人生の価値は他者の為に何をするかで決まる。

去年の秋くらい、やなせたかしセンセの「ボクと、正義と、アンパンマン」という本に出会った。

そこには「人生は喜ばせごっこ」だと書いてあってた。
私はその時にアルフレッド・アドラーが提唱する幸せの3ヶ条を思い出した。

【人が幸せを感じるための3ヶ条】
⒈自己需要
ありのままの自分を受け止めること。自分の価値を知ること。
⒉他者信頼
無条件に相手を信じること。仲間だと思うこと。
⒊他者貢献
見返りを求めずに誰かのために貢献すること。

かの有名な心理学者も、子供に大人気なアンパンマンの作者も、この本でも同じことを言ってる。
だからこれは真理なんだと思う。
そして私が接客業を好きだと思う確信的理由の一つなんだとも思う。

自分ひとりでオーダーから提供まではできないし、多くの人に満足できるサービスもできない。だから基本的に働いている人に対してチームであり仲間であり、パートナーだと思って働く環境で過ごしていました。
やってもらえることは当たり前じゃないけど、やってあげたいなって愛で行動できる自分が好きだった。
仕事に対しても、会社に対しても、地域に対しても、お客様に対しても。
もちろん、仲間に対してだって。

だから私は今凄く幸せだと思って過ごせています。
円満退職させてもらってからも付き合いがある人たちが多いのも、ありがたいことだなって思います。

私はこの喜ばせごっこを一生やってたい。
そうゆう世界で生きて年を重ねていきたい。


おわりに

毎日ブログを書くようになって、熱量の差が面白いなと思います。
自分が思うことを共有できる嬉しさもある。
みんな読んでくれてありがとう。
ちなみに私が読んだ本はこちらです。
「一緒にいたい」と思われるリーダーになる。 人を奮い立たせる50の言葉
みんなもよかったら読んでみてね。

くらら/Clara
長野県出身 1993年生まれ

諦めかけてたワーホリに行く夢をギリギリで叶え始めました。
地元帰省中。読書が好きです。図書館にハマりだしたのは間違いなく「耳をすませば」の影響です。


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