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【翻訳】Imperator: Rome開発日記2020/06/08
※機械翻訳を修正したものです。
原文はコチラ
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前書き
親愛なるエペイロス国民の皆様こんにちは!スクリーンショット満載の開発日記を読む準備はできていますね。
そうです。今日は再リリースされるEpirus Pre-Order Packに含まれる三つの新しいミッションと、それにまつわる歴史について少しだけ(?)お話します。「たった三つだけ?」そうおっしゃいましたか?心配するなかれ。フレイバーとタスクについて内容満載でお届けします。
開始年月日に先立つ数十年間はエペイロスにとっては激動の時代でした。英雄、アキレスの直系の末裔とされ、その祖父アイアコスに由来する名を持つアイアキデス家は、その主要な二つの家系が互いに王位を巡って争ったり、イタリアやマケドニアの戦争に巻き込まれたりしていました。
マケドニアのカッサンドロスの差し金によって、ピュロスの父、アイアキデスが勢力を増したモロッソイ族によって退位させられ、幼少期のピュロスは隣国のタウランティアへの避難を余儀なくされ、カッサンドロスはアイアキデスの兄、アルケタス二世をマケドニアの総督と共に王位に就けました。
息子が亡命生活を送る中、アイアキデスは、いとこのオリュンピアスの子孫であり、のちに不幸な運命を辿ることとなるアレクサンドロス四世の請求権を支持してカッサンドロスの軍と戦いましたが、敗死することになったのです。
モロッソイ族の統合
アルケタス二世が退位させられ殺された後、紀元前304年までには、タウランティア王グラウキアスによってピュロスは再び王位に就けられていました(開発中画面で見ることが出来ます)。彼の主要なライバルは、彼より強い請求権を持ち、エペイロスのアレクサンドロス一世と、アレクサンドロス大王の唯一の同母妹であるマケドニアのクレオパトラの娘との間に生まれた息子であり、彼の二番目のいとこ、ネオプトレモスでした。従って、彼はアルゲアスとアイアキデス両方の血をひいていることになります。
Pre-Order DLCをお持ちの方には既にお馴染みでしょうが、連鎖イベントの中でピュロスはネオプトレモスによって史実と同様に再び退位させられます。そして、彼はエペイロスの王位への支援を求めてディアドコイの宮廷へと赴きます。
史実では、その少し前に妹のデイダメイアと結婚したデメトリオス・ポリオルケテスのいるアンティゴノスの元に向かいました。そして、彼はアンティゴノスの軍と共に戦い、最終的にはイッソスの戦いの後の人質交渉の一部として、プトレマイオスの宮廷に行くことになります。
新しいミッションでは後継王国のいずれとも王室間結婚を取りまとめることが出来ます。これにより、ピュロスが退位させられた時の亡命先と、その間の彼の婚姻や支援をどこから得るのかを誘導することができます。
アンティゴノス=アイアキデスの縁談をまとめる古いイベントはDLCを所有していなくとも通常通り発火します。
ピュロスのエペイロスへの帰還は以前と同じように機能しますが、いくつかの新しいイベントにおいてはネオプトレモス(あるいは最もふさわしい僭称者)との間のライバル関係や、ピュロスの暴力的な解決、正当な君主に上り詰めるまでを詳しく描写しています。
最初のミッションツリーである「モロッソイ族の統合」では、ネオプトレモスおよびピュロス王の初期の時代における政治、発展、そして領土の小規模な拡大に焦点を当てています。モロッソイ族が王位に及ぼす力は新たな君主によってチェックされる必要があり、パンテオンの拡大、エペイロスの中核的な地域の開発、そして北、西、南の隣国をどのように扱うのかを決断する多くの機会が存在しています。
鷹の目を持つ方はすでにお気づきでしょうが、エペイロスはもはや開始時点でアンブラキアを所有しておらず、今ではカッサンドロスの駐屯軍のもう一つの被害者であるアカルニアと並んで、マケドニアの進貢国のOPM(1プロビの小国)となっています。しかし心配する必要はありません。エペイロスは以前ほど弱くはなく、キャンペーンが進むと、流血なしで区域を主張する機会があるでしょう。
上の画像は来たる1.5パッチで追加される無料のマイナーDHE(歴史上の動的イベント)の一部です。1.5パッチではマケドニアや緊張をはらむアンティパトロス家にさらに歴史的なフレーバーを与える要素が追加されます。また、ミッション以外にもピュロスの人生の出来事やそれに影響を与えた人々をフィーチャーしたフレーバーイベントがいくつか追加されており、仮想歴史的な結果をもたらすこともあります。
アレクサンドロス的な野望
さあ、当然ながらピュロスはイタリアでの戦役こそが最も有名です。これは、甥であるアレクサンドロス大王の東方遠征を真似て、自ら西方遠征を成し遂げようとしてブルッティア人やルカニア人と戦って死んだピュロスのいとこ、エペイロスのアレクサンドロス一世に触発されたものでした。しかし、ピュロスは優柔不断なことで有名で、気まぐれで目的を変え、多くの機会を同時に追い求める人物でした。これを反映して、エペイロスは他の2つのミッションツリー、「Alexandrine Ambition」と「Hellenic Contender」の間を、待ち時間や進行状況の損失なしに変更することができるようになりました。ただし、指導者に対する宮廷からの信頼をコストにします。
「Alexandrine Ambition」ミッションツリーでは、イタリア人の侵略者に対してギリシャの都市国家を支援することでマグナ・グラエキアの戦争に参加し、一族の敗北の復讐を果たす機会を提供します。ローマ人やカルタゴ人に栄光の勝利を収められるかもしれません。この一連の流れで、西の覇者としての地位は確固たるものとなるでしょう。
歴史的には、ピュロスは偉大な戦士としての評判、イタリアやカルタゴの脅威、そして外交官キニアスの優れた能力を利用して、ギリシャの都市国家に勝利し、彼らの軍を率いるように任命されました。このミッションツリーを使うことで、イタリオテスやシケリオティの従属国や同盟国を獲得することができますが、ピュロスがそうであったように、野望を時宜を得て達成できないと、外交上の努力を損ねることになります。
マグナ・グラエキアの支配を試みれば、間違いなくローマやその他のイタリアの新興勢力と対立し、休戦交渉を試みるかもしれませんが、アッピウス・クラウディウス・カエクスに糾弾され、ローマがはね付けたことでも有名です。あるいは、ピュロスと同じように単純に蛮族に勝利してもよいでしょう。「ピュロスの勝利」と呼ばれるように、ピュロスは結局は失敗しましたが。
マグナ・グラエキアとシチリアをそれぞれ支配することで、二つの大きな従属国を作ることができます。もちろんこれは任意であり、エペイロスはこの地域をより直接的に支配することも可能です。
これらのタスクはすべて動的にターゲットを取得し、例えばローマのような、特定のタグの生存に依存しません。
もちろん歴史的には、ローマに対して、ギリシャ人とイタリア人の大規模な連合が彼を支援したにもかかわらず、ピュロスはギリシャの領地を保持することに失敗し、最終的には敗北に直面して領地を放棄し、彼の特徴である短気によって、マケドニアとギリシャにその注意を向けるのでした。
ギリシャの競争者
アレクサンドロス大王の親族として、アイアキデス一門は、マケドニアの王位を主張し、ギリシャの覇者として北方人に取って代わろうとすることもできます。マケドニア最大の征服者は、アルゲアス一門の父と同じくらい、エペイロス人の母にその資質を負っているという議論を利用するわけです。
ギリシャ全土にわたる権力の追求には、外国およびディアドコイの宗主国を排除し、アイトリア人を従属させ、古い都市国家を完全に支配することが要求されます。
エペイロスは、歴史的にピュロスがトラキアのリュシマコスにしたように、マケドニアに対してディアドコイの一人との間で便宜上の協定を結び、挟撃を試みることもできます。
エペイロスは、従属下のテッサリア人を解放することができます。その将軍、ファルサロスのメノンは、ピュロスの母プティアの父であり、アレクサンドロス大王の死後、テッサリア人を解放するためにポリュペルコンとアンティパトロスと戦って倒れました。このタスクにより、彼に付属して有名な騎馬隊を利用できるようになります。
また、トロイの支配を得ることで、アキレスの神殿を信仰の一大中心地とし、イーリアスの英雄とその一族をエペイロスの国家パンテオンに加えることもできます。
最終的にピュロスは、スパルタ侵攻から始まったギリシャ戦役の後に殺されましたが、それは彼がスパルタの王位に傀儡を設置しようとしたためでした。これはギリシャの君主制国家に対してエペイロスが試みることができる策略です。スパルタ人の防衛は圧倒的劣勢にありながら勇敢に戦ったことで記憶されています。
何よりも重要なのは、ピュロスに関連した2つの新しいローディング画面の名言があることです。来たるリリース日には注意してご覧になってください。
アルゴス包囲戦での敗北と死にもかかわらず、ピュロスの功績は世界に大きな影響を与えましたが、マグナ・グラエキアとマケドニアの支配は運と運命に翻弄され、すんでのところで失敗しました。もう少し慎重さがあれば、敗北してなお伝説的なピュロスは、アレクサンドロス大王の栄光をもしのぐ輝きを放つことができるかもしれません。
私からは以上です。皆さんがエペイロスコンテンツを楽しんでくれることを願っています。
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