Natsuko*美ボディメイクトレーナー

奈良にて、女性のしなやかな体をつくる『美ボディメイクトレーナー』として活動しています。 無類の猫好き。猫のようにしなやかになりたい。

Natsuko*美ボディメイクトレーナー

奈良にて、女性のしなやかな体をつくる『美ボディメイクトレーナー』として活動しています。 無類の猫好き。猫のようにしなやかになりたい。

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最近の記事

父のこと④

私にとっての最大の試練は、火葬だった。 あれが。ほんとにいや。焼かないで。 うちの猫ちんが亡くなったときも、本当にいやだったのよ。 出棺のとき。 用意していたゴルフウェアたちを、体にかけた。 ご友人の方の計らいで、ゴルフシューズも入れられた。良かった。草履じゃ歩きにくいもの。 居間にたくさん飾っていた家族の写真も入れた。 生まれたばかりのひ孫の、手型と足型をついた色紙も。 私は、顔はめちゃくちゃ母似だが、身体の形や身体能力は父似なのだ。 足の形や筋肉のつき方が父そっくり

    • 父のこと③

      葬儀までの3日間。 父の報せを聞いたという近所の方々が、次々に顔を見に寄ってくださった。 あまりにも「そのままの父」すぎて、みんな顔を見ては私と同じ反応をする。 嘘みたい。信じられない。早すぎるでしょう。 そうなんだよ、信じられないんだよ。 だから、死人然とさせるのはやめてほしい。 顔に白い布なんてかけないでよ。 (思わず「え、それかけなきゃダメなの?」って兄に聞いたな) 納棺の日。 納棺師さんが美しい所作で、父を死人に仕立てていくのが悲しくて仕方なかった。 白い死装束

      • 父のこと②

        私にとっての父は、「完璧な人」だった。 曲がりなりにも起業していると、何度も遭遇する「完璧」という言葉。 そもそも「完璧」の概念って人によって違うし、 その虚像を追い求めるのは苦しいだけであって 他ならぬ自分を否定することにつながったりする。 「完璧ってなに?」って話である。 それでも敢えて言うけれど、 父は完璧な人だった。 勉学、スポーツ、芸術、音楽、 そして紳士的な人格。 どれを取っても秀でていた。 若い時は怖いもの知らず。 先輩だろうと、曲がったことが嫌いな父

        • 父のこと①

          《康芝院奏彩直歓清居士》。 父の戒名。 11月9日の朝。 元気だった父が突然倒れ、 ほんの1時間後にはこの世を去った。 突然のことすぎて、まだ全然理解が追いつかない。 土曜日の朝。 息子は習い事、夫は通院。 一人でのんびりと家事をしていたところ、 外出先の夫から電話がかかってきた。 夫「お兄ちゃんから電話かかってきてない?」 私「えーっと・・・あ、ほんまや、着信あるわ。  気付かなかったー」 夫「落ち着いて聞いてな?  お義父さんが、今朝亡くなったって」 え?どう

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        • オンライン『美スタイル』レッスン
          4本
        • かっこいいワタシを作る
          10本
        • ランウェイ~DressChange~
          6本
        • にゃんトレ
          4本
        • 魔女ビネガー
          6本
        • 三毛猫ココのひとりごと
          4本

        記事

          私の柔軟性は適正なの?チェックしよう

          前回は『体は柔らかいほどいい、が危険なワケ』をご紹介しました。 闇雲に柔軟性を求めると、筋肉がぎゅうぎゅう引っ張られたり、関節がゆるくなったりしてしまい。からだ本来の機能が損なわれたり、骨格がゆがんだりするため危険です、という内容でした。 では、皆さんのお体の柔軟性はどうでしょうか? チェックを一つしてみましょう! 両腕を前に出してひじを伸ばし、手のひらを上に向けた状態で、腕同士をくっつけようとしてみてください。 小指からひじの下まで、両腕がくっつく方は「猿腕(猿手)」と

          私の柔軟性は適正なの?チェックしよう

          カラダは柔らかいほど良い、が危険なワケ

          体は固いよりも柔らかい方がいい。 世の中の常識のように言われていることですが、 闇雲に柔らかさを求めてストレッチをするのは危険だったり、効率が悪かったりします。 そもそも体が柔らかいってどういうことかと言うとね。 「骨格や関節があるべき位置にあり、体を正しく動かせている状態」 なんです。 骨格の位置、関節のネジ。 これらを整えていき、体の使い方を変えていくと、柔らかさって自然と出てくるんです。 筋肉を引っぱって作った状態ではないってこと。 柔らかさを闇雲に求めていくと

          カラダは柔らかいほど良い、が危険なワケ

          やっと自分のレッスンを絶賛できた。

          ここのところ何度もしている、「3D美尻レッスン」。 初めてリリースしたのは、1年以上前でした。 それまで取り扱っていた「不思議な動きをしている間に、いつの間にか体が整っている」系とは一線を画す、ガッツリ筋肉を鍛える系レッスン。 きっとみんなが想像している通り、「〇〇エクササイズを10回×3セット」みたいな。 実際、キュッとお尻が上がるんですよね。 2019年レッスンのBefore→Afterです。 でも、昨年で一旦ストップしていました。 体のゆがみやねじれを整えると、苦

          やっと自分のレッスンを絶賛できた。

          自由でしなやかな体美人を作りたい

          「ご機嫌に過ごせる体を作りたい」 わたしは、「ご機嫌に過ごせる体でルン♪と生きている人を増やしたい」と常々思っています。 どんな体だったらご機嫌に過ごせるかな? モデルさんみたいな体型??? きっとね、 細さや見た目を追求していくよりも、 「おっ♪昨日より今日は動きやすいぞ♪  体が軽くていい感じ♡」 「何なら、目に入ってくるわたしのボディも昨日よりちょっと引き締まってるぞ♪  鏡見るのが楽しい♡」 っていう毎日を送れる体がいいな。 ウエストは引き締まったけど、 何だ

          自由でしなやかな体美人を作りたい

          でも・だって・どうせの「3Dおブスワード」その後。

          「3Dおブスワード」のその後です。 とっても嬉しいことがありました! →3Dおブスワードに取りつかれていたお話しはこちらです。 ランウェイイベント『DressChange』。 今の社会状況を鑑みると、 お客様に安心・安全に楽しんでいただくために イベント会場にはたくさんお呼びすることができません。 メンバーが見に来てもらいたい方に直接お声がけすることでチケットお申込みを受け付けることになりました。 今までの私には高すぎるハードル。笑 それでも勇気を出してお声がけすると

          でも・だって・どうせの「3Dおブスワード」その後。

          DressChange、全国へ!

          芸能人でもモデルでもない一般女性がランウェイを歩くイベント、DressChange。 ▶DressChangeにつきましてはこちらのマガジンにてお読みください 当初、京都の会場に100名お呼びして開催する予定でした。 が、このご時世、 見に来ていただく方にも安心・安全に楽しんでいただけるように、会場にお招きする人数をぐっと少なくすることになりました。 当初、無観客でも開催する? たくさんお呼びできるまで無期延期する? という案もありました。 そして、周りを見回してみる

          8畳より12畳がいいって、言えたー!

          先日の「でも、だって、どうせ」のおブス3Dワードで、何も行動せずに先に諦めちゃうマインドが見つかり ひっくり返った件、その後です。 ▶ひっくり返った記事はこちら。 毎年夏休みの家族旅行。 そろそろ行先を決めて、宿を手配する時期になりました。 息子の希望は川か湖。海水のしょっぱいのがいらん、と。 でもね、川か湖の近くって、あまり希望通りのホテルがないんです。 偏食な子どもには必須のビュッフェ、大浴場、小ぎれいで「わぁ♡」が味わえる客室。 去年のお宿はその点とても良かったのだ

          8畳より12畳がいいって、言えたー!

          気持ちよく動ける、たれない体を作るカギ。

          カラダの中も外も引き上げる! 7Daysオンラインレッスン『にゃんトレ』 ■ こんなお悩みはありませんか? ■☑︎ 背中をすっきりさせたい ☑︎ 猫背を改善したい ☑︎ ウエストにくびれが欲しい ☑︎ しなやかに動けるようになりたい ☑︎ 呼吸が浅いのが気になっている ☑︎ 肩まわりの動きを良くしたい ☑︎ 効率よく動く、疲れにくいからだになりたい ☑︎ からだの感性を高めたい ☑︎ 肋骨が動くってどういうことか知りたい ■ 肋骨は柔軟に動く ■ 肋骨は大きく、上半身に占

          気持ちよく動ける、たれない体を作るカギ。

          でも、だって、どうせの3Dおブスワード。私には関係ないと思ってた

          ランウェイイベント DressChange~Story of Ours~についての記事です。 イベントについてはこちらのマガジンをお読みください♡ いやー ひっくり返りました。 私の中に潜んでいた、「でも、だって、どうせ」3Dおブスワード。 そこに「怖い」も加わり、4大おブスワードにまみれていました。 何があったかと言うとね、 ランウェイイベントに向けて発信を加速させていかなければならないこの時期に、わたし全然発信できていなかったんです。  「こんなイベントをやるよ」  

          でも、だって、どうせの3Dおブスワード。私には関係ないと思ってた

          コロナ襲来、どうなるランウェイ

          ▶「わたし、ランウェイを歩きます②」の続きです。 年明けから始まったイベント準備。 に、襲いかかる新型コロナ。 100名入る会場を手配してもらっていましたが、無期延期に・・・。 そしてStayHome、人と会わない期間を過ごすことになります。 ところが! この期間が、わたしにとってはすごく良かったんです。 「〇〇なわたしじゃないとダメ」という、ある種脅迫観念めいたものは、人と比べることによって植え付けられていたようで。 人に向けられていた目と時間は、自分を見つめることに使

          コロナ襲来、どうなるランウェイ

          わたし、ランウェイを歩きます②

          前回、▶「わたし、ランウェイを歩きます①」の続きです。 主宰の小堀みさきさんに、前のめりに参加する宣言をしたランウェイイベント。 なんで参加しようと思ったかと言うとね。 私はずっと、自分を好きになれませんでした。 「〇〇ができる私じゃないとダメ」と、自分に厳しくダメ出し。 「お金を稼げる自分じゃないと価値がない」と強く強く思っていた時期もあるし、(「お金を稼ぎたい」じゃなくて「稼いでいないと価値がない」ですからね・・闇が深い・・・) 子どもが生まれてからは「家事すべてを一

          わたし、ランウェイを歩きます②

          わたし、ランウェイを歩きます①

          10月9日 Fri. at KYOTO わたし、ランウェイを歩きます。 主宰はフォトグラファーの小堀みさきさん。 主宰・みさきさんのランウェイに対する想いは→ こちら 抜粋して書くね。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* これまで、たくさんの女性を撮影させていただく中で 自分に自信が持てなかったり 周りの目が気になったり いろんなコンプレックスにより表現を恐れたり たくさんの気持ちを聞かせて頂きました しかし、撮影することで 自信を持つことがで

          わたし、ランウェイを歩きます①