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また逢う日まで

長いようで短いひと夏の恋愛が終わりを迎えた やっぱりお互いどうしようも出来ないところまで何か、悪いものが侵食してきていた そんな感じ 気づいていたけどその時は案外元々そう決まっていたかのようにすんなり訪れた 「今までありがとう さよなら」 貴方の儚く柔らかい声でそんな事絶対に言われたくなかった  嫌だ 理由の以前に体が、本能が手離したくない手放されたくない また貴方と素敵な景色時間愛情幸せを共有していたい 貴方は半信半疑で、足掻く私の事を目を細めて見つめ一言 「1年待てないで

    • 終わりの音

      どうしてだろう 出会った頃はあんなにも絶対離れないという意思があったのに どうしてこんなにも乗り越えるべきか分からない山がいくつも現れるのだろうか あの意思は絶対本物だったはずなのに またこのスパイラルにまんまと騙されたようにはまってしまった 彼と出会ったのはほんの数カ月前 一般的な恋愛とは少し違ったアクティブな体験を幾つも提供してくれた 彼自身とても自信家でそれに伴うように何でも出来る人だった 顔も身長も本当に神様は二物を与える ずるい人 本当に虜になっていった 大好きだっ