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忍道合宿修了



先日、伊賀の山中に行き

甲賀流伴党21代宗家 川上仁一先生、その直弟子である清本泰志先生との

3日間の合宿に行ってきました。


場所は、あの服部半蔵を輩出した服部一族との縁が深い

敢国神社にて。

忍者はあまり黒装束は着ないのですが

この敢国神社で

服部一族が黒装束で祭を行っていたことが由来と言われており、

平安時代から!現在でも毎年11月に『黒党まつり』として続いています。


黒装束もそうですが
忍者と言えば
今はまだ
忍者ショーや遊びのイメージがありますが

実際の訓練は

武術だけに止まらず、

精神集中、気、呼吸法、五感の鍛練、

身体能力、ロープワーク、心理学、化学、薬草学など

とてつもなく多岐に渡ります。



両先生方とは
朝から本当に眠る直前まで

あれやこれやとお話しさせて頂きました。

この合宿のことは語り出せば
本1冊書けるくらい充実した日々でしたが

歴史の話、刀の話、刀匠の話、流派や宗派の話、呪法の話
薬の話、火薬の話、縄の話…私からは医学の話を聴かれたり本当にあらゆる分野に渡りました。


川上先生は技についてあまり多くは語りませんが
『出来ているか、出来ていないか』はハッキリと伝えて頂けるので

なんか違うなぁーと言われれば
部屋に帰って色々と試行錯誤するわけです。

その『自ら工夫する』というプロセスがまた良いんですよね。

忍術書に伝わる『自見の巻』という言葉通りです。


清本先生からは、
さらに細かい技の数々を教えて頂き
まさに一挙両得。

忍術の訓練の中には

最新科学の『ファンクショナルトレーニング』や『動的ストレッチ』

などが当たり前のように入っています。

さらにその先の訓練も…

(これ以上はブログや動画では公開できません)

私自身、この合宿で劇的に身体能力が上がった感覚があります。


かつて忍者が跳んでいたとされる跳躍力も

現在の科学で人類の限界とされる飛距離と
ピッタリと一致しています。

昔の人は

恐らく人間の限界まで到達していたんだろうなと思っています。


しかも繰り返し、体を壊さない程度に!と強調されており
アフターケアも万全。

川上先生も『あまりムキになってやらずにほどほどに』
と仰ってました。

忍道に愚かな指導は一ミリもありません。


15才から始めた古武道がまさか今の仕事に結びつき
こんな形で実を結ぶとは…

何事も点滴穿石ですね。

あの頃の自分に感謝です。


秘伝の巻物を頂きました。拡大して見てはいけません(笑)


天富レイキ: 東洋医学からみる『気』が感じられない人の14の特徴 

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