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伝える・伝わる
小学校4年生の息子は「宇宙人」です。
(親から見るとほとんどの子供がそうだと思いますが。。。)
こちらの伝えたいことが上手く相手に伝わらず、
試行錯誤しながら息子とコミュニケーションを取っています。
子供との関わり方について、
心理士の先生のセミナーを受ける機会がありました。
セミナーで言われたこと
「伝わらないのは、伝え方(伝える側)に問題がある」と。
伝える相手に応じて、伝え方を考えること。
伝える側が伝え方の引き出しを多く持つことが大事。
この伝え方がダメだったら、別の方法を試してみる。
相手に「伝わる」ことがゴール。
そのゴールに向かって、色々な方法を試すことが大切だそうです。
他の職種と同じように、
設計事務所でも多くの人とのコミュニケーションは必須です。
お施主様とのコミュニケーション
工事を施工してくださる業者さん・職人さん
行政との調整
などなど
1つの建物が完成するまでに多くの人と関わります。
クレールでは伝える相手と場面に合わせて、
色々な「伝え方」を実践しています。
お施主様の要望をもとにファーストプレゼンを行います。
図面以外に写真、模型、CGなどを使い、
お施主様の希望する建物を表現します。
![](https://assets.st-note.com/img/1726039330-zrsKSTV923gHU5xCmuQlFdbG.jpg?width=1200)
お施主様との打合せ時、建物のイメージがしやすいように
打ち合わせ室に参考資料を置いています。
![](https://assets.st-note.com/img/1726039973-XxPCa3I21DJhSMF6TGpkgEvj.jpg?width=1200)
建物の外観から内部のディテールまでの写真を集めたタブレット
コンクリート打放しの外観は、仕上げによって建物の表情が変わります。
![](https://assets.st-note.com/img/1726041201-b5B4WZvQ3zh12EjUy6OsKloq.jpg?width=1200)
インテリアでは、建物の雰囲気に合わせ、家具・カーテン、
タッセルに至るまで多種多様。
![](https://assets.st-note.com/img/1726042275-EFlMXkJxIs8Q7qGRCT3bZidY.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726042309-pl2DsjU9mShxOVwKZHPYAfF4.jpg?width=1200)
このような写真やサンプルなどを使いながら、
お施主様の要望を形にしていきます。
工事が始まると、図面上の建物が実際に形になっていきます。
ここからは、業者の皆さん・職人さんに伝えるためのコミュニケーション
の始まりです。
業者さん・職人さんに伝えるための「伝え方」
現場のあちらこちらで見られる代表畠山のスケッチ
![](https://assets.st-note.com/img/1726043287-zE8cq2Ov65ImSlu0B3hynQjX.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726043313-A7I0aTZkUrSL416cPyJWYhfO.jpg?width=1200)
デジタル化&ペーパーレス化により、
最近はタブレットでのスケッチが増えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1726043757-bSIg0flmK8xRMdquGs6VA3T9.jpg?width=1200)
設計事務所のゴールは、お施主様の希望される建物を業者の皆さん・職人さん
と作り上げること。
そのゴールに向かって、相手の伝えたいことを理解すること。
そして、相手に伝わる方法で伝えること。
その過程がゴールへと繋がっていくのだと。
これからも試行錯誤しながら、より良い伝わる方法を探していければと思います。
(A)