伝える・伝わる
小学校4年生の息子は「宇宙人」です。
(親から見るとほとんどの子供がそうだと思いますが。。。)
こちらの伝えたいことが上手く相手に伝わらず、
試行錯誤しながら息子とコミュニケーションを取っています。
子供との関わり方について、
心理士の先生のセミナーを受ける機会がありました。
セミナーで言われたこと
「伝わらないのは、伝え方(伝える側)に問題がある」と。
伝える相手に応じて、伝え方を考えること。
伝える側が伝え方の引き出しを多く持つことが大事。
この伝え方がダメだったら、別の方法を試してみる。
相手に「伝わる」ことがゴール。
そのゴールに向かって、色々な方法を試すことが大切だそうです。
他の職種と同じように、
設計事務所でも多くの人とのコミュニケーションは必須です。
お施主様とのコミュニケーション
工事を施工してくださる業者さん・職人さん
行政との調整
などなど
1つの建物が完成するまでに多くの人と関わります。
クレールでは伝える相手と場面に合わせて、
色々な「伝え方」を実践しています。
お施主様の要望をもとにファーストプレゼンを行います。
図面以外に写真、模型、CGなどを使い、
お施主様の希望する建物を表現します。
お施主様との打合せ時、建物のイメージがしやすいように
打ち合わせ室に参考資料を置いています。
コンクリート打放しの外観は、仕上げによって建物の表情が変わります。
インテリアでは、建物の雰囲気に合わせ、家具・カーテン、
タッセルに至るまで多種多様。
このような写真やサンプルなどを使いながら、
お施主様の要望を形にしていきます。
工事が始まると、図面上の建物が実際に形になっていきます。
ここからは、業者の皆さん・職人さんに伝えるためのコミュニケーション
の始まりです。
業者さん・職人さんに伝えるための「伝え方」
現場のあちらこちらで見られる代表畠山のスケッチ
デジタル化&ペーパーレス化により、
最近はタブレットでのスケッチが増えています。
設計事務所のゴールは、お施主様の希望される建物を業者の皆さん・職人さん
と作り上げること。
そのゴールに向かって、相手の伝えたいことを理解すること。
そして、相手に伝わる方法で伝えること。
その過程がゴールへと繋がっていくのだと。
これからも試行錯誤しながら、より良い伝わる方法を探していければと思います。
(A)