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〈112〉所在不明に対する危機感の欠如①
放課後児童支援員の大事な仕事の一つに出欠の確認があります。
にも明記されている大事な仕事です。
子どもがどこにいるのか確認するのは、子どもの生命や安全のために大事なことです。
大事なことなので3回書きました。
…希薄な保護者や支援員、教師がいるんですよ。
筆者が働き始めた頃、欠席の連絡を寄越さない保護者多かったです。
過去には子どもが登所していないのに親が迎えに来て「え!?」ということになったり、捜索したりということもあったようです。
児童数が参酌すべき基準を超えるような放課後児童クラブでは支援員から出欠確認作業を放棄しているところもあるようです。目の前の子ども達への対応でそれどころではないというのもあるのでしょう。
…心配にならないのですかね?
実際にいなくなって事件や事故に巻き込まれるニュースありましたよね?
それに出欠の連絡って社会人になったら当たり前なのでは?
筆者の放課後児童クラブでは、この数年連絡の無い欠席には連絡を入れます。
体調不良で学校を欠席している場合や予め習い事など把握済みの場合はしませんけど。
発行する手紙にも、なぜ出欠の連絡が必要なのか理由も合わせて定期的に書きました。
徐々に出欠の連絡はしなければいけない、子どもや親の予定を考える、把握する力が保護者の身に付いてきたのかなと感じます。
数年前ほぼ毎日していた連絡は、今は70%減といった感覚です。
保護者自身の特性として、未来の見通しを立てることが苦手だったり、優先順位をつけることが苦手だったり、記憶力の乏しさから連絡が疎かになるケースもありますから、このような家庭はどうしても連絡頻度は減りません。
仕事中だから電話してくるな、じゃないですからね。
子どもを登所させるのか、どこにいるか確認することは、仕事の手を止めてでも確認する必要のあることですからね。
仕事でも上司や取引先への連絡って大事ですよね。学童保育所や放課後児童クラブに対しても同じですよ。