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建築士と家を建てると言うこと


建築士とは建築家(アイデア)+設計士(技術)の二つの腕を持ち、
皆様の家への思いを想像以上の形にするのが本当のしごと。

今回は、家づくりで使うちょっとした言葉について
似ていてもその意味は違うので改めて確かめてみてください。

家を建てる・買うという言葉

>建てるとは思いを込めること。そこに大きな差があります。

>車のようにニーズの変化や機能低下で買い替えられるものでない。ずっと住むという前提。一生で乗れる車が一台のみと考えたら価格や機能だけでは考えないはず。

>買うものは価格が明確である。建てることは希望と価格の調整が常に必要である。

>買うものは万人受けするもの。建てることは万人に受けでない特別なこと。

選択肢としての家

建売:価格が見える、誰でも住める訳ではなく誰でも買える家。完成が目に見える。

セミオーダー:ある程度選択肢はあるが限定されたチョイス。選ぶことや考えることが苦手でも多少選択できるのがポイント。

注文住宅:0からの作るもの、施主も積極的に参加して意見を出す必要がある。完成は見えないので一緒に歩むことが重要になる。


最初に誰に会うべきか。家づくりの最初のパートナー。

1)不動産業者
業者の紹介の流れで建築条件付きになることも多く、建売の購入に近くなることも。コストも安めでスピーディーに動くが思い通りの家になるかどうかはアンノウン。

2)工務店
建築士はいるとしても工務店側の人。設計含め社長の人格次第で物事が左右される。なんでもできる工務店よりは、強みが部分がマッチするところがあれば良いかもしれない。

3)大手ハウスメーカー・住宅展示場
人員が多いのでトータルな対応が良いが営業が窓口なので現場施工でズレがあることも。価格が高いのは宣伝費や人件費がかかるから。このコストをどう思うか。

4)設計事務所
お客様の立場でサポートを行う。施工やコストについて第三者目線で管理を行う。この設計料が別にかかるので高いと思うかどうか。ただ、他では総コストに含まれているので見えないだけ。設計が終わるまで建築コストや工務店が決まらない不安が残る。


施主と建築士の関係

>施主側に建築士がいる。お客様の代わりに考えて動く人。
>24時間お客様の家のことを考えている。
>現場もお客様の代わりに見ることができる。
>自分の設計したものを責任を持って監理する。

そこにあるのは工務店でもなく、HMでもないお客様との信頼関係
誰のためにするのか、それを大事にする方には建築士が合っている。

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建築士の選び方
>とにかく会って話すこと。フィーリングが一番大事。
>SNSで調べきる。趣味生や暮らし方など。
>地元に暮らしている建築士がおすすめ
>デザイン以上に人間性w

建築士との家づくりの流れ

>基本プランが終わったら設計契約、いつでも止めることはできるがかかった時間に費用は生じる。
>工務店が確定していないのでコストに注意。見積もりが終わると工事契約。
>工事が始まるとお客様の代わりに現場をみます。
>最初から最後までお付き合いすること。自分は土地探しから関わっている。
敷居が高いと思うのでなく、家への思いに壁を作っているのかな

家を建てると言うことは、家への思いをいかに込めるかだと思います。それを十二分に発揮するために建築士がいるのだと思います。また、土地が決まってからでなく、土地探しから一緒に動ける建築士もいることとを知っていただければと思います。

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