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余談ですけど... | トレーナー育成
こんにちは。
余談ですけど...
本日は、私の思いを少し。
クリーンランゲージという合計約40の質問(基本の質問は8-12)
と
独自の三部構文からなる言語モデル
メタファー
を使用し
クリーンなスタンス
で
アウトカム志向のファシリテーション
をするための技法
シンボリック・モデリング
を
私は教えたり、それを使ったセッションを提供しています。
クリーンランゲージのコミュニティ
は
自主運営型
で
世界に散らばるトレーナー
は
それぞれ
クリーンランゲージの質問
と
クリーンなスタンス
は
共通事項として教えていますが、
個々の内容
は
異なります。
それぞれの考えや解釈
に基づいて
それぞれが信じること
を
自由に教えています。
そんなわけで、私が教える内容を日本で教える人は、私が初めてです。
これは、すでに日本でクリーンランゲージを習った人たちにトレーニングを提供した時の感想にも何度か入っていました。
これは、明らかな理由が2つあります。
ひとつは、それぞれのトレーナーが重きをおく「目のつけどころ」が個々に違うからです。
もうひとつは、トレーナーがクリーンランゲージやシンボリック・モデリングを「習った時期」に関係します。
クリーンランゲージやシンボリック・モデリングは実験開発を尊ぶ気風の中で、発展を続けた技法のため、時期によって、その内容が変化するからです。
シンボリック・モデリングは、開発者が2022年まで25年以上かけて、デイビッド・グローブをモデリングし、そこからモデルを生み出し、デイビッドの死後もさらに改良し続けてきた技法です。
クリーンランゲージのはじまりは、デイビッド・グローブですが、そこからさらにさまざまな人によって、さまざまなものが生まれ続けたのです。
20年以上、その開発グループはロンドンで動き続けていました。
2019年以降、グループのオンライン化により開放されたため、私も最後の方に少しだけ参加することができました。
ああ、こういう風に自由な議論や実験が繰り返されてきたんだな!と、ワクワクしました。
彼らは、モデルに夢中でした。
同時に、ファシリテーターを観察し続けました。
私が彼らをトレーナーに選んだ理由は、「むっちゃクリーンランゲージやシンボリック・モデリング、それからファシリテーターのことが好きやねんなあ、この人たち」と、彼らから、愛をいっぱい感じたからです。
そして、「ただ人を助けるのが好きだからやってる」と、彼らからはそれ以外のことを感じなかったからです。
義務感も使命感も責任感も感じませんでした。
ただ好きなことをしている。
それが、私の好みにあいました。
私は、おそらくは、彼らが最後に育てるトレーナーのうちのひとりです。
たまたま集大成の時期に存在したことは、ラッキー!以外の何ものでもありません。
さて、そんなわけで、この一年近く、真っ白な砂浜を一歩一歩、小さなあゆみを生み出すつもりで歩いてきました。
一歩進む、考える、一歩進む、考える、を繰り返してきました。
話し始めてみて、自分の中に、自分の想定よりもたくさんの知識という果実が詰まっていたことに驚きました。
いくらでも、講義はできたのです。
一歩一歩。
そこを、ジェームズとペニーという深い友情を感じる私のトレーナーと、ここまで一緒に進んできたファシリテーター仲間が見守り続けてくれました。
日本に存在する他のコーチングやファシリテーション技法とは、師弟関係から異なるスタイルのコミュニティを、ここから始めるために必要なことは何か、自分にできることは何かを考え続けてきました。
来年、私が考えている計画の一つに、トレーナー育成があります。
基礎コースを運営できるトレーナーが誕生すれば、私は、アドバンスのコースを提供できるからです。
私が知る限り、シンボリック・モデリングのアドバンスを日本語で教えられる人は、自分しかいません。(厳密にはもう一人いますが、クリーン仲間でもあるこの人は、別の部分を担当します。バイリンガルな彼女にしか受けられない、気の長い時間がかかるトレーニングを、日本のコミュニティのために彼女が受けたことで、この先に広がりが生まれました)
その先がある、ということを広めたい。
その先に、自由な世界が広がっていること。
基礎を教える人たちが誕生すれば、私はもっと自由になります。
ただ、私が考える基礎は、私が考える基礎であって、他の人が考える基礎とは異なります。
私が考える基礎は、ジェームズとペニーが考える基礎と同じで、クリーンランゲージの質問を徹底的に理解すること、そして、クリーンなスタンスを自らで表現できること。
この2つです。
というわけで、来年、マニアックな、ひたすらクリーンランゲージの質問を考える会やトレーナーを育ててみたいな!というのが、私のアウトカムのひとつです。
日本語での運用は、英語話者では無理で、私が考え実験し続けたひとつは、日本語だからです。
ご興味ある方は、クリーン実験室のコンタクトよりお問い合わせくださいね。
ちなみに、トレーナートレーニングに関しては、ここまで私自身が、非常に非常に良心的な価格でしてもらってきたため、私も良心的な価格でやるつもりです。
では、また。
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