春はまだ夢
あったかくなったとおもったらさむくてつらい日々ですね
ぼくのような万年体調不良からすると低気圧も寒暖差も誤差みたいなものなんだけど、普段元気な人から元気が無くなるとなんだか日常から離れちゃった気がして怖くなっちゃう
春夏秋冬、だいすきだけど大嫌いで、時の流れを嫌でも感じさせてくるから、置き去りにされたぼくが取り残されてってかなしい
微睡みみたいな春のあったかい空気はずっと夢の中みたいで現実感なくてフワフワしちゃう、もしかしてぼく死んでんのかなっておもう、そうだったらうれしい
突き刺す透明な冬が好きだから冬の終わりは概念的な死で、死の季節は出会いの季節であぁやっぱり昔の人もそう思ったのかな、新年度。
ひとつひとつ想いをころころ玉にして伝えたいことをただしく伝えていけばぼくにも呼吸ができる、ゆるされるきがする、ゆるされてるかな?ゆるしてくれますか?
ただのひとつを愛していくのは難しいから言葉と音、響き、そしてあいした人をぎゅっとだいじに、つぎの死まで抱えてたい。できたらぎゅってしてほしい
かわいさとかただしさとかかなしさとかに翻弄される2ヶ月くらいだった、自慢の犬であれますよう。