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私たちの医療・介護データは、どんなことに使われるの?

こんばんは。連休を家族と楽しみつつ、コロナのことがどうしても気になり、心から楽しむことがどこか難しい今日この頃。。。皆様はいかがお過ごしでしょうか。今日は、このテーマについて書いてみたいと思います。

過去の記事にて、「マイナンバーカードの保険証代わり」とは、「マイナンバーカードに、過去の治療歴や金融資産を紐づけ、医療費削減を目指す」ことではないか?などと書いてみました。

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これですね。ここに過去の治療歴や、健康診断のデータをどんどん載せていくと、国は考えていますね。

わたしたちが医療や介護のお世話になった時のデータは、蓄積されています。それをマイナンバーカードで個人ごとに整理しなおす、整理したデータをどのように使うのか、そこはまだ明確な方向性は示されていないようです。

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個人ごとのデータを整理するのではなく、匿名化してビッグデータとしとして活用する方向も示されています。わたしたちがお世話になっている、公的医療保険や介護保険のデータをビッグデータとして活用するスケジュールが示されています。マイナンバーカードへのデータ紐づけと、ほぼ同じタイムスケジュールで進んでいますね。

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国が活用を想定しているビッグデータには、こんなものがあります。それぞれ独立したデータベースを、識別子を設定して紐づけていくようですね。

「だからなに?なんなの?」と聞かれそうです。そうですよね。。。

例えば、医療保険のデータと介護保険のデータを紐づけると、こんなことも可能になるかも?と言われています。

「あるAという治療とBという治療を行った時、どちらの方が優れているか検討したい」

これって、色々な方法、いや価値観も混ざって複雑な問題になりそうです。そこでひとつの考え方として、「AとBの治療を受けた人の、その後どうなったかみてみよう」ということがあるようです。

医療保険データからAとBの治療を受けた人を取り出し、介護保険からAとBの治療を受けた人を取り出す。介護保険で比較すると、どうもBの治療を受けた人の方が、介護度が低いことがわかった。。。

もしかしたら、AよりもBの治療方法が長期的に国民にメリットがあるかもしれない、、、なんて分析も可能になるかもしれません。

医療や介護のデータは、マイナンバーに紐づけられ、個人個人において活用される体制が整いつつあります。他方で、個人を特定しないことで、ビッグデータとして活用する方向性も同時に進んでおります。

これらの2つ方向性は、うまく活用することができれば、私たちにとって本当に必要な医療を教えてくれるかもしれません。


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