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クリニックの外来、病院の外来について考えてみます。

おはようございます。またコロナが猛威を振るいだしていますね。しっかり感染対策しながら、日々を頑張りたいと思います。

今日は医療機関の外来について考えてみたいと思います。ここ最近は、「かかりつけ医」をよく耳にするようになりました。実際に活用されている方も多いかと思いますし、そうでない方も多いかと思います。

このかかりつけ医について、考えていきたいと思います。

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皆様は、かかりつけ医をお持ちですか?恥ずかしながら、わたしはいません。定期的かかる病気がないからかもしれませんが、、、

データでみると、半数くらいの人はお持ちのようです。

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今回のコロナによって、かかりつけ医が必要と思う人の割合は増えているそうです。確かにそれは正しいことのように思います。

実際、かかりつけ医からの紹介状がないと、病院の外来にうかつに行ったら、追加料金がかかってしまいます。

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かかりつけ医をもたない理由、第一位に納得してしまいました。病気をもっていないと、かかりつけ医が必要とは感じません。他方で、かかりつけ医の選び方、そもそもかかりつけ医がなぜ必要かを考える機会は、十分ではないということも、確かにそうだなあと思ってしまいます。

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しかし実際のところは、なんの病気もなく生きていくことは、相当難しいことなのだと思います。わたしの両親も病気をもっており、わたしもリスクのある人間であることが分かっています。

今後、かかりつけ医が行う外来と、専門的な治療をする外来は、どんどん区別されていきそうです。実際にどのくらい区別できているか、調査がされています。

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より専門性が高い治療を行うであろう、地域医療支援病院や特定機能病院では、専門性の高い外来が行われているか、調査されています。これをみると、クリニックよりも実施されていることが分かります。

ただ意外と30%くらいなのか、、、と感じる部分もあります。

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このように分布を分析するデータをみると、「40%以上の外来患者に高度な医療を実施せよ」のような診療報酬が設定されたりするのかなあ、、、などと思ってしまいます。そんな話はここには記載されてませんでしたが。

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地域医療支援病院だけでなく、特定機能病院のデータもしっかり分析されています。

かかりつけ医が必要な理由は、自分のちょっとした変化に気づいてもらうためにも、日ごろの様子を知っている医師が必要ということなんでしょう。

ちょっとした変化から、病気がみつかることもあるはずです。わたしも先日ポリープ取りました。

ちょっとした変化があって、かかりつけ医の先生が必要と判断した時に紹介されていく先が、病院の外来という役割分担がどんどん進んでいます。

病院の方も、色々な専門性があったりするご時世です。地域に詳しく、自分に詳しいかかりつけ医の先生とともに歩める人生でありたいと思う今日この頃です。

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